5月2日、
河野先生より手術の説明をして頂きました。

【病名】
後頭蓋窩腫瘍(聴神経腫瘍)

【聴力温存】
企図するが、難しい

【治療方法】
多数の脳神経が走行する後頭蓋窩に出来た腫瘍を摘出する。

【術式】
後頭下開頭 頭蓋内腫瘍摘出術

【麻酔】
全身麻酔

【目的、予想される効果】
腫瘍の摘出により生命の危機から脱する。今後の腫瘍増大による神経症状の出現を防ぐ。

【危険性・合併症・後遺症の可能性】
■神経症状の出現・悪化
■聴力低下ないし喪失、耳鳴り
■顔面機能(麻痺、結膜炎・角膜炎→失明、味覚低下、涙減少)
■平衡感覚(めまい、ふらつき)
■顔面の知覚(低下、しびれ)
■その他(二重視、舌の動き低下、嚥下障害、声枯れ、
■小脳あるいは側頭葉が腫れたり、出血を起こした場合には、生死の問題が発生し、意識障害や四肢麻痺の可能性もある。
■感染(髄膜炎)、髄液漏れ、
■脳幹梗塞
 
etc…。

同意書は入院時にお持ち頂いて、結構ですよ。と優しく伝えてくれた。


後遺症などは事前に調べ、ある程度は理解はしていたが、先生に実際に説明されると、
リスクが高い場所の手術なのだな。と再認識した。





続く。