5月26日(17日目)
■睡眠時間 : 3時間、起床 1:57
病院生活にも慣れ精神的にも落ち着いているが、眠くならない日々が続く。

■駐車場の歩道で30分リハビリの散歩、ふらつきと格闘する。

■階段など段差がある所で、足が地面に着地する時に、ふぁ~とした感覚がある。これが浮動性めまいというものなのか…。
脳が高さを処理する事に戸惑っている感じがする。

■痛み止め薬のロキソニンを止めてから2日目。わずかだが縫合部の自然な痛みを感じる様になって来た。頭皮の感覚が復活傾向♪

■頭頂部(つむじの辺り)の頭皮が痺れている。縫合部周辺はだいぶ感覚が戻って来てはいるが、まだマヒしており、手術をした右半分の頭皮がベレー帽をかぶっている様な感覚である。

■義理の姉夫妻、妻の職場の皆さん、友人の石動さんファミリー、JJJ清水さん、隆一、村岡さんがお見舞いに来てくれた。
お忙しい中、ありがとうございました。
(*^。^*)



5月27日~29日(術後18~20日目)
■睡眠時間 : 6時間, 起床 4:00
やっと6時間通して眠れる様になって来た。
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■所定の外出届けを出し、病院正面にある中野四季の森公園の散歩に出掛けた。人混みに慣れる為にチャレンジしたのだが、新しい景色と人の動きを見ていて脳ミソが疲れたので1.5時間で帰る。
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■不思議だ。私の体が歩き方を忘れてしまった様だ。歩いていて普通の一歩が踏み出せない。頑張っても健全だった時の半分の歩幅が精一杯である。例えるなら、ペンギンの様にヨチヨチとした歩き方。アフリカの荒野で生まれたトムソンガゼルの赤ちゃんの様な足取り。もしくは掴まり立ちが出来始めた人間の赤ちゃんの様なぎごちない足取りだ。
私の脳ミソの平衡感覚がリセットされ再度学習し始めている様なぼわぁーんとした頭の感覚と足の動きである。

先生は平衡感覚を伝達する前庭神経が一つになると、対であったもう一つの平衡感覚の代償機能が働くとおっしゃっている。人間の脳って素晴らしい。

■横断歩道の手前で青信号が点滅し始めると、健康な時は早足で渡り切っていたが、とても渡り来れるスピードで歩けない。次に信号が青になるのを待った。高齢者の気持ちが初めて分かった日なのだ。
( ̄▽+ ̄*)

■人とぶつかったら、私はすぐに転倒してしまうので、女性でも子供でも、こちらに向かって歩いて来る人を怖く感じる。近くに来ないで~‼ と心の中で叫んだ。まさか、公園で身の危険を感じるとは夢にも思わなかった。

私は見た目は健康な人と変わらないが、普通に歩けない、バランスが取れず身体が不自由だ。という事を他の人に知ってもらいたいと思った。


これから人混みに出掛ける時は、頭に包帯を巻くか、杖を持って出歩こうかな…。



歩行時のふらつきに関して、

健康時が100点だとしたら、

現時点では30点...。
ヽ(;´Д`)ノ



水曜日に佐藤先生の部長回診があった。私の意を組んでなのか、私が焦りの雰囲気を出していたのかは定かではないが、最初からアクセルを踏み過ぎず無理しないで下さいね。とのお言葉を頂いた。患者の深層心理まで理解していらっしゃる的確なアドバイスに少し気が楽になりました。


ふと、インドネシアに赴任した時に、現地の上司からここで仕事をして行く上で覚えておきなさい。と最初に教わった言葉を思い出した。




慌てず、焦らず、諦めず。





おっす。




続く。