虚無トースト
まずは、こちらをご覧下さい。
リュウジさんの、虚無トーストの回です。
お好み焼き味のトーストで、かなりおいしいのです。
これを作っていて、思い出した味がありました。
子供の頃……だいたい、小学校2年だったか、そのくらい。
近所、ほんとお向かいに住んでいた二年年上の子と遊んでいて。
その子の家で、創作料理を考えて遊ぶ、という時がありました。
その子や、その子のおばあちゃんも参戦し、お互い作った料理を披露する、というもの。
確か、その子が作ったのはドライカレーでした。
俗に言うキーマカレー(上に挽肉カレーがのっかった奴)ではなく、チャーハンにカレー粉を
入れるタイプのもの。
まだドライカレーが一般的ではないころで、食べたときはそのおいしさに驚いたものです。
で、当時の自分が考えたのが、創作トーストでした。
名付ければ……そうね。
簡易ピザトースト、といったところ。
<材料>
パン 6~8枚切りを1枚。
玉ねぎ 少し
ケチャップ 小さじ2~3。
マヨネーズ 小さじ2~3。
<つくりかた>
玉ねぎをごくごく薄切りにする。
薄切りにした玉ねぎを、パンの上に散らす。
ケチャップと、マヨネーズをかける。(混ぜてケチャマヨにしない)
オーブントースターなどでトーストする。
できあがり。
これが、40を越えた今になって食べても、なかなかの味なのです。
不思議と、ピーマンやソーセージなどを足して豪華にしても、それほどおいしくないし、嬉しくない。
ケチャップとマヨネーズ、どちらかが欠けても、おいしくない。
玉ねぎ、ケチャップ、マヨネーズ。
このコントラストがベストです。
あと、今唐突に思いつきましたが、焼く前にパンににんにくを擦りつけて、ガーリックトーストにしても
おいしいかも。
腹減ったとき、冷蔵庫と戸棚に常備してあるものだけで昼下がりのけだるい時間にささっと作れる。
なかなかの、優れものレシピです、という、自画自賛。