コンビーフ、終わる
なんだか、ノザキのコンビーフ、といわれて思いつく、あの特徴的な缶。
缶切りじゃなくて、スリットが入った器具に缶の突起を差し込み、巻きながら開けていく、あのコンビーフ缶。
あれ、終売になったらしいですね。
かわりに、なんかプラスチック様の、えらくチープな感じの入れ物になってました。
それは、まぁ、いいんですけど。
……たっか!
コンビーフ、たっか!
や、もともと高かったような気はするんですよ。
円高だった時期でも、400円前後はしていた。
ですが、いくらなんでももうちょっと大きかったはず。
それが、なんかもう、雀が十匹くらいでついばんだら10分でなくなりそうな量の入れ物に入って、
お値段変わらず400円ですよ。
ひええええ。
保存食でしょう?
こんなの、誰か買う人がいるの? ってもんです。
私はでぶちんですが、でぶちんのくせに加工肉があまり好きではありません。
唯一、ウィンナ、ソーセージが好きなくらいで、ハムもベーコンも、そしてもちろんコンビーフもあまり好きじゃないです。
ベーコンを使う調理をする場合は、全部ソーセージを使います。
コンビーフは、ほぼ食べたことがありません。食べて、おいしくなかったので、それっきり。
きのう何食べた? のコンビーフトーストの回も、とりあえず作ってみましたが、あー。やっぱ嫌いだわコンビーフ、という意識を新たにしたのみで、まぁ一応食べきりましたが、それっきり。味も良く覚えてないくらいです。
で、つい最近。
私の好きなクラシルアプリで、これまた私の好きなシェフ、割烹料理店の料理長、野永シェフが紹介して下さった料理に、コンビーフとツナを使ったカレーが出ていたんですよ。
まぁ、野永先生が言うなら間違いなくおいしいカレーなのだろう、とは思います。
でも、コンビーフがあの値段では…………。
どうしよう。作ろうかな。