【マリンの学力向上委員会3~国語力~】

 

 

とにもかくにも、まずは国語力。

 

 

ということで、学校では着々と、ふくしま式の問題集を進めているマリン。

 

 

が、演技のレッスンが進んでいく中で、自分の国語力がいかに足りていないかに、本人が気づき始め…

 

 

家でも取り組むことになった。

 

 

ちなみに、学校でやってるのはこちら

 

 

 

 

この2冊は学校でやってるので、家では系統の違うものを取り入れることにした。

 

 

 

 

 

 

3冊目は、演技の先生がおススメくださったもの。

 

 

いや本当におススメくださったのは、これよりもう少し難しいこちら

 

 

なのだけれども…ママがマリンの勉強を指導してきた経験上、テキストや問題集は、

 

 

シリーズ中、一番簡単なものに繰り返し取り組む

 

 

これが、結果的に一番続くし身になると思うので、おすすめくださったものを検索した際にみつけた【ちょっとやさしめ】の方から取り組むことにした。

 

 

ちなみに、今は【ちょっとやさしめ】を卒業して、先生おススメの普通の難易度の方に進んでいる。

 

 

お絵かき作文ドリルも、無事に基礎編を卒業し、今はこちら

 

 

【チャレンジ編】

 

 

 

ところが、これらを進めていくうちに、一つの問題にぶち当たった。

 

 

始めた当初は、

 

 

“間違えた、または分からなかった問題は、解答の文章を3回、ノートに書き写して、読み上げする”

 

 

というやり方を徹底していたマリンだったが、

 

 

続けていくうちに、早く問題集を進める事に気を取られてしまい、いわゆる

 

 

“解きっぱなし”

 

 

になってしまっていたことが…最近、判明した。

 

 

ということで、お小言を少々。

 

 

「問題集解くだけで、国語力が上がるって思ってた?」

 

「………うん💦」

 

「残念ながら上がりません。一ミリも。」

 

「( ;∀;)」

 

「こういうのはさ、“やったつもり”って言ってね、一番だめなパターンよ」

 

「がーん😨」

 

   ーーリアルにガーンって言う子っているんだな…

 

「たとえばね、マリンが実は、本気で夢をかなえたいわけじゃなくってさ、“やったつもり”を続ける事で、ただ、夢をかなえるっていう妄想の中で生きているだけで満足なんだったら、まぁ、今のままでいいと思うけど」

 

 

「………( ̄ロ ̄lll)」

 

 

「そうじゃなくて、本当に本気で夢を叶え隊って思ってるならさ?

 ちゃんと身に着くやり方しないと、夢には一歩も近づけないよ。」

 

 

「……………」

 

 

「マリンの人生だから、やれ、とはママは言わないけど…

 

 何か月、この“解きっぱなし”をしてたか知らないけどさ?

 

 その期間全部、あなたが“努力してる”って思ってたのはさ?

 

 水の泡ってか、時間と労力の無駄遣いをし続けてきたわけさ」

 

 

 

「Σ(゚д゚lll)」

 

 

「間違え直しからが、勉強です。以上。」

 

 

 

 

ーーこの日から、少なくとも家では、間違え直しをし始めたマリン。

 

 

境界知能というのは、思うよりもずっと、“当たり前”と思われる事を理解するのに、時間と労力を要する。

 

 

“勉強のやり方”だって、一歩ずつ、つまずきながら、失敗しながら、手に入れていくんだね。