起点にならないポイヒキノガッサ ~テンプレの流用~ | 語り賢者

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まったりと更新します。

大分日が空いてしまいましたが今回はキノガッサについて書こうと思います

第五世代のキノガッサとは?
第五世代で大暴れしたポケモン
優秀なタイプに優秀な特性、連続技や先制技を持ち、火力も十分。そして最大の強さはキノコのほうしを持っていることなどがあげられます。このことからキノコのほうしとみがわり、ポイズンヒールを利用した無限ガッサ(ポイヒガッサ)、テクニシャンを利用したフルアタガッサなどが大暴れしました。
ただし、耐久やすばやさが低く、耐性の代わりに弱点が多く飛行が四倍となっています。ポイヒガッサは対策が無ければ一度はめられた時点で負けなのでめざ飛行やSをガッサ以上にすることが普通でした
タイプ:草、格闘
種族値:H.60 A.130 B.80 C.60 D.60 S.70
特性:ほうし、ポイズンヒール 夢テクニシャン
↑これがキノガッサの細かいステータスになります

第六世代のキノガッサとは?
完全に弱体化です
あげられる点は
・きのこのほうし及び眠り粉などの粉系等が草タイプに無効になった
・ローキックが65になりテクニシャン圏内から外れた(ポイヒ型は威力5の強化)
・フェアリータイプの追加に伴う弱点の追加
・音系やすりぬけがみがわりを貫通するようになった
・引っ込め時の眠りターンのリセットが廃止された
・フシギバナの強化やパンプジン、オーロットの登場
以上です
元からガッサが強すぎたのもありますがかなりの弱体化です

一方そんななかポイヒガッサを使用する点は何か
・個体数の減少や第6世代新参勢がいるため対策を怠っているPTが多い
・草タイプを呼びやすいため読みやすい
・岩石封じの強化やグロウパンチの登場
・マリルリやクチート、S無振りロトム、ギルガルド等が増えハメやすい
以上です
やはり第5世代の修羅場を潜り抜けていない新参やラム持ちが大分減ったのでハメやすい印象があります。ただ、ガルーラやクチートによるみがわりの需要が上がっているのでせっかくはめても後続に起点にされることがありました
前置きが長くなりましたが本題に移らせていただきます

育成論
今回のコンセプトは起点にならないキノガッサ です
・努力値振り及び性格
ようきH156,A100,S252 
テンプレのDをAに回した型です
現状特殊技の威力の減少により少しでもAに回した方がいいと考えました

・特性及び持ちもの
ポイズンヒール@毒々玉
特に何もなし

・技構成
キノコのほうし みがわり グロウパンチ 岩石封じ
少し変わった技構成になっています
この型はビルド型とテンプレ型のいいとこどりとなっており、それぞれと比べると
・ビルド型
ABが上がるため再生持ちに強くなり、ガブリアスなどの物理アタッカーを起点にできます。
ただし1ウェポンになるため、タイプによってはTODされるor詰む可能性があります
・テンプレ型(種マシンガン、ローキック)
どちらもタイプ一致でうてるため火力があります。連続技をもてるためノイクンなどのみがわりもちに強くなりますが、現環境では体感的にゲンガーやリザードンが多いためみがわり残されたまま突破されたり、再生技持ちが突破できなくなったりします
・今回の型
ビルド型のAが上がることを利用し再生技持ちを突破できるようになります。2ウェポンで運用できるため比較的範囲が広いです。テンプレ型のみがわり持ちに強いことを考え、↑であげた三体のように岩が一貫する岩石封じを使うことでみがわりを貼らせません。さらに岩石を使うのでみがわりがあればアローに勝てます。
ただし、Sを下げるための技が岩石なのでエアスラを外すような人は運用できず、草技を持てないため、タイプ的な役割は放棄となります。
それぞれ長所と短所がありますのでPTと相談になります

・有利ポケモン、不利ポケモン
現環境であればSを振らない型が多いロトム、ギルガルド、一部妖精 あとは第5世代と大体同じです。ラム持ち(鬼火防止の物理ATに注意)の減少やめざ飛行、燕返し採用ポケの減少、ジュエルの廃止により出落ちの減少により第5世代より事故は少ないと思います。
不利ポケモンは草全般やガッサより早いAT、新ポケだとアローあたりでしょうか。ここらへんがいれば無理に出す必要はないので見せポケとしての運用になると思います。

・キノガッサと相性のいいポケモン
・バンギラス
炎やエスパー飛行に耐性を持ちます。ガッサは特殊耐久が低いためHDあたりがよいかと

・ファイアロー
天敵を味方にすると強いのは常識どちらも低耐久ですが苦し紛れの相性補完を持ちます。とんぼによる降臨を狙っていくことが多いと思います

・Wロトム
相性補完がこちらもそこそこよくボルチェンを使えるためサポートしやすいです

・ゴチルゼル
こちらはまだ使用していませんがフシギバナを捕まえて倒すことができます
相性補完も特にないので今考察中です

今回は以上になります
育成論らしいことは書いてない気がしますが当の本人はメモ程度の気持ちでやらせていただきます