枚方市議会始まる。中途半端な中学給食調理場用地買収案に反対 | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

910日 枚方市議会が始まった。

開催日、さっそく中学校給食に向けた新第1学校給食共同調理場整備事業用地の取得について提案された。

今回の、中学校給食の実施案は、最高で6000食 約50%の生徒に提供。給食を食べるか家から弁当を持ってくるかは生徒に任せるとの中途半端なもの。

私は、当面選択制で給食を実施するにしても将来全生徒を対象にした給食に変える考えがあるかと質問した。答えは、残念なことに「選択制による中学校給食を実施、その中で、より多くの生徒が喜んで食することができる充実した給食の実現に努める」と、一部の子供を対象にした選択制で、全生徒を対象にしたものを将来も考えていないことが明らかになった。


それを受けて、私は提案に反対討論をした。要旨は、「中学校給食の実施は遅すぎるぐらいだが、学校教育として中学校給食は本来全生徒を対象としなければ、食育も含めて教育効果はあがらない。選択制は、これまでの実施都市の例でも食ベル生徒の比率は低迷している。選択制を固定し、全員を対象にした給食の本来のあり方に蓋をする」と反対した。結果は賛成で可決。

また、この費用1484975000円を含む3987629000円の増額予算案にも反対した。補正予算案も賛成多数で可決。一般会計は121342305000円に膨れた。