美術館問題で補正予算案に反対討論 | 手塚たかひろ日誌

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「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」事務局長手塚たかひろのブログです。市民のひろば「ひこばえ」で生活相談も行っていますので、お気軽にお越しください。

6月26日提案された
一般会計補正予算案には、香里ヶ丘中央公園に美術館の寄贈を受ける。そのために、美術館準備経費として128万7000円、債務負担行為として、寄贈作品図録作成等経費262万円が計上されました。 
私は、補正予算案に質問と反対討論をしました。
結果は、反対4(手塚 共産3)棄権(千葉・田口) 残りの議員は、様々な条件を付けた方もおられましたが、賛成をしました。

私の反対討論です。


今回の負担金付の美術館の寄贈受け入れ、一般質問でも私を含めて多くの議員から検討しなおすべきだとの意見が出ました。
市民説明会でも、市民の方のご納得を得られたとは思えません。
事前に市民への説明をあえてせずに、市民を軽視した香里ヶ丘中央公園への美術館建設受け入れに、地元のかたがたをはじめ多くの市民がお怒りです。多くの市民から、補正予算計上の見送りや計画の白紙撤回や見直しなどの10数件の要望が議会にも届いています。また、香里団地香陽自治会の「香里ヶ丘中央公園内に美術館を建設することを再検討し白紙に戻すことを求める」署名は、当初の1072筆をはるかにこえ、昨日で3652筆になっています。現在も増え続けています。
 このように、市民の中に多くの反対や疑問があるにもかかわらず、市は「一定 意見集約ができたと」市民説明会を打ち切る方針を出しました。
市民への事前説明不足への市民のお叱りに「地域住民への情報提供に関して不満の声を真摯に受けとめる」とのお話もありました。さらに、市長は「今後は、丁寧に情報提供を行う」と言われました。
 この言葉を実践するのであれば、説明会の打ち切りはできないはずです。丁寧に住民の方々とお話を続け、白紙に戻すことも含めた再検討が必要です。また、地元のかたがたのご理解が得られるまで、事業を凍結すべきです。何が何でも来年中の開館を目指すやり方には反対です。
 また、事業計画も遅れ気味のようです。何も、この時期に補正予算を組み必要はありません。8月の総務委員協議会に詳細説目を行うとの事ですから、それまで地元の方をはじめ市民の皆さんへの丁寧な説明と協議を続け、次回、定例会以後の提出でも、十分だと考えます。
 以上、補正予算案に反対します。