海底トンネルで関門海峡の交通は劇的に変化した | 日本の歴史と日本人のルーツ

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本州と九州は関門間の連絡船で結ばれていたが、鉄道トンネルと国道トンネルで直接に結ばれた。

結果、人モノの交流が活発化して関門海峡周辺の発展が期待されたが、それ以上に本州と九州が密接に繋がった。



鉄道トンネル開通記念のイラスト絵はがき

作者は不明だが、見ているだけでワクワクしそうな夢いっぱいのイラストが描かれた、鉄道トンネルの絵はがき。


鉄道トンネル開通翌日の乗車券

昭和17年1月16日の日付がある、一般列車開通の翌日の乗車券。記念に保存されていた乗車券なのだろう。


塗り変わる鉄道路線図

右ページの絵はがきと同シリーズの、可愛らしいイラストの絵はがきと、鉄道路線図絵はがき。関門鉄道トンネルの開通に伴い、下関彦島側則のトンネル入り口が移動するなど、鉄道路線が微妙に変化。新路線図は、九州山口両域で飛形ぶように売れたそうである。


トンネル開通記念切手の初日カバー

関門国道人道トンネル開通を記念して発行された記念切手の、初日カバー。切手コレクターたちには垂誕の商品だったはすだ。



トンネル開通記念絵はがきの包装紙

関門国道トンネル開通により、鉄道路線はもちろん関門間の国道のルートも変更となり、新道路図鉄道路線図を題材にした絵はがきも多数製作された。

(平原健二コレクション関門浪漫より)(彦島のけしきより)


参考

① 関門鉄道トンネルの開通(wikiより)

1942年(昭和17年)6月11日に最初の試運転列車が下り線トンネルを通過し、7月1日に貨物用に開通、11月15日に旅客用にも開通し、まずは単線での供用を開始した。上り線トンネルは1944年(昭和19年)8月8日に開通し、下り線から上り線に列車を移したうえで下り線トンネルの改修工事を行って、9月9日から複線での運転が開始された。


② 関門国道トンネルの開通(wikiより)

1958年(昭和33年)3月9日に開通した。