「双織」はジムでの鍛練が終わり、更衣室の中にあるシャワールームで、自身の身体から滝の様に吹き出た汗を流した。
それから、身体を洗い流した後に付着した水滴をタオルで拭き取り、着替えを行う。
着替え終わり、自分のスマートフォンの緑色のLEDが点滅していたので、「双織」確認をした。
自身が使っているSNSアプリケーションに通知が着ていた。「紗代」からだった。
「双織」はソレを見た時、顔の眉間に皺を寄せ、疑惑と戸惑いで強張った表情が浮かび上がる。
「君の、可愛いカワイイ"紗代"ちゃんのおマ☆コ実況放送 イエーイ♪」
その卑猥で、屈辱的な言葉と共にSNSのトーク画面に上げられた画像に「双織」の顔は、眉間や額の血管を浮き上がらせた肉食獣の貌へと変貌させていた。
そこにあったのは、ベッドの上で全裸になり女の子座りで両手ともピースサインをしており、瞳は虚ろで、無理矢理微笑んだ顔をしていた「紗代」だった。
彼女の顔以外の身体に、無数の青・紫色をした痛々しい痣が出来ている。
更に、彼女の綺麗で可愛らしい桜色の乳首には針やピアスが刺されて血が滴り、下腹部ーその秘部からも血が滴っていた。
それらの血がベッドの純白なるシーツを汚している。
そのベッドは、「紗代」と「双織」が傷を嘗め合い、互いを癒し、欲望を満たしあっているベッドだ。
「双織」は上着を着て、荷物を置いたまま靴も履かず、直ぐ様に走り出した。
その走りは、まるで獲物を追い掛ける肉食獣の様な走り。
ソレを見た、多数のジムの練習生・選手・トレーナー達の中から、「磯崎 准一」が声を掛けて問うた。
「磯崎」「"御狐神"、何があったんだッ!!」
「双織」は、その言葉を完全に無視をし、一流のスプリンターの様に全力疾走しながらジムを出ていき駆け抜ける。
「磯崎」も追い掛けるが、始めから疾走していた「双織」に追い付かず、取り逃がしてしまった。
「双織」は獲物を追うような走りで、文字通り"妖"の如く駆け抜け、ビルの並ぶ街の雑踏の中へと姿を眩ました。
ただそれを、「磯崎」は見詰め眺める事しか出来なかった。
~雑記~
久し振りに、「いぬぼく」の二次小説を更新。
新年早々から、こんな性的倒錯な話で、ちくしょう!!
マツモティーヌ・マツモトキヨシ先生ェの様な性的倒錯だから、ちくしょう!!
全国の「いぬぼく」ファンの皆様方、申し訳ございません。
こんな、二次小説もあるんだな。位で許して下され。
新年の正式な挨拶をする前に、こんなのを書いて申し訳ない。
スマヌスマヌ…
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ひぐらしのなく頃に~神殺し編~
「ハイエナ~HUNTING the GRAPPLER」
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