「抹消屍」。ソレは、「抹消猟兵」と呼ばれる者達の失敗作である。
抹消猟兵は、常任理事国と他の先進国によって創られた人造人間。もとい作品だ。
かつての戦争ー冷戦等では、戦車、戦闘機、軍艦、ミサイル等の大型兵器を競い合って作っていた。
そして、冷戦が終わり、2000年代に入ると同時に、ゲリラ的な自爆テロ等のテロリズムを中心とした紛争が多発する。
そのゲリラや市街戦での小規模であるが、迅速な対応を求められる状況の戦闘が増えてきた事により、各国の軍隊や組織は白兵戦に関しても、益々重要視されていた。
サブマシンガン等の小火器類、ソレに対する防具の発展。
軽視されがちだった、素手・短剣等の徒手空拳による格闘技術の発展。
兵士単位による奇襲等の戦術的発展。
白兵戦の戦略に力を注ぐ事にもなった各国であったが、兵士単位で最も強化・発展をするべき部分であり人間として、本当の限界を実験すると言う意味でもやるべき事があった。
ソレが兵士ー人間自体を強化すると言う事だった。
人間自体の強化は、格闘技術、ウェイトトレーニング等の身体的な鍛練である程度は強化が出来る。
しかし、ソレにはヒトと言う動物である以上、強化の限界があった。
例え、個人的に筋肉増強剤、覚醒作用のある薬物を使うにしろ限界は見えている。
そこで、各国の科学技術や各分野の技術を用いた人間強化を行う事になった。
そして、ソレを人間が最も本能的になる場所ー戦場にて、ヒトとしての限界を試すのだ。
当然ながら、国際人権法、ジュネーブ条約等の条約に違犯してしまうので、秘密裏に計画を進められる事になる。
ソレが抹消猟兵を創り上げる計画になる。
ヒトの選別から薬物や細菌・ウィルス類、マインドコントロール、その他最新技術による身体強化ならぬ実験と、破滅的な鍛練による強化で創り上げられ、ソレに耐えきり、生き残った者が「抹消猟兵」となった。
そして、耐えられなかった者は死んでしまった。
生き延びたとしても、自我や知能・思考能力が衰退し、超越した身体能力だけを持ち、狂暴になっただけの者がいた。
その衰退し、狂暴なヒトが「抹消屍」と呼ばれる人造人間の失敗作となった。
抹消屍は、使い手がコントロールしても複雑な思考は出来ない為、単純な命令や原始的武装しか扱えない。
その為か、あの二人組は、身体能力を活かした戦い方をするので、鉤爪という変わった装備をしていたのだろう。
その超越した狂人を相手にし、手玉を取り仕留めた「御松 涼宕」は「抹消猟兵」と呼ばれる存在であった。
余りにイスラム国が殺り過ぎなので、批判短編小説を掲載致します。
尚、画像のISISちゃんは、Twitterの公式botからお借りしました。
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~雑記~
今日、久々と言うか約1週間ぶりにキックボクシングそのものをした。
主に背中のウェイトトレーニングだった訳だが。
ウェイトトレーニングは、調子が悪かった。恐らく、仕事と前回のトレーニングの疲れがあると思う。
まだ、胸が張っている感じだ。
キックの方は、トレーナーの方は良い動きと言って下さったのだが自分自身としては、やはり動きがブレていた気がする。
明日の仕事も、夕方からなので、ジムを休まずに行きたい。
貴重な鍛練の時なので。
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(アッキー)