パピー用語集: /mnt/home | パピーリナックスをはじめよう

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パピーリナックス(Puppy Linux)のプロモーション

/mnt/home は pupsaveが保存されているパーティション。Windowsでいえば Cドライブ(C:)みたいなもの(かも)。571JPではデスクトップ上のアイコンに囲みが付いている。pupsaveを保存した場所によって異なるが、Windows用インストーラ(.exe)でインストールしたら sda1か sda2 あたり。下の図の例で sda3が /mnt/home。

ドライブ・アイコン


パピーリナックス(Puppy Linux)には /home ディレクトリが無い。一般のLinuxだとホームディレクトリは「/home/ユーザ名」が普通。だがパピーのユーザーは root。ホームディレクトリは「/root」になる。

Windows で「マイドキュメント」の標準的な場所は「C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Document」。いっぽうパピーには「/root/my-documents」というディレクトリが用意されている。この場所に作成した文書や画像を置けば、pupsaveにそれが格納される。

pupsaveのサイズはバックアップの便などから 512MBが標準となっている。文書や画像が小さいうちは良いが、最近だとPDF文書や画像、動画などもとなると、512MBではすぐにいっぱいになってしまう。また pupsaveが壊れる危険もある。大事なデータは pupsave内ではなく、別の場所に置いておくほうが安全。

/mnt 以下は pupsaveには保存されない。たとえば「/mnt/home/MyDoc」などの名前でフォルダを作り、そこに大きなデータを置いておけば、pupsaveのスペースを圧迫しない。

パピーを Windows の C: (にあるフォルダ)にインストールしていると、パピーから見た /mnt/home は Windowsから見ると C:となる。「/mnt/home/MyDoc」は Windowsからは「C:\MyDoc」。Windows側でも「マイドキュメント」をこの場所に移動しておくと、Windowsとパピーの間でデータ共有するのに便利かもしれない、ひとつの方法。

/mnt/home は pupsaveが保存されているパーティションなので、初回の起動、あるいはRAMモードでは pupsaveが存在せず、したがって /mnt/home も存在しない。