昨日、2012年6月3日の白神山地・二ツ森の軽登山の様子です。6月上旬ともなれば例年、雪はほぼ消えているのですが、今年は残雪がまだありました。
しかし登山道はおおむね雪解けしており、多少のぬかるみはありますが、大きな問題もなく白神山地・二ツ森軽登山を楽しむことができます。
ブナの新芽を見ることができました。。
ブナの若い葉は自分を守るために無数の毛をまとっています。
ブナの葉の特徴、波打っていて、そして雨水をたくさん集めるために受け皿のような形状になっています。
通常のブナの葉は葉脈の末端が、葉の輪郭の谷の部分にたどり着きますが、なかには葉脈が山の部分にたどり着くブナの葉もあり、古代ブナという呼ばれ方をされています。
登山道の途中に残雪。滑るので注意が必要です。
白神山地・二ツ森登山道の後半はかなりの急傾斜。あせらずに自分のペースで歩くことが大切です。
山頂付近からの眺めは絶景。世界遺産核心地域のもこもこしたブナの森を眺め下ろし、遠くには津軽富士・岩木山を見ることができました。
下山は登り以上に注意を払います。急傾斜のブナ林もまた見ものです。