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本日、2013年6月15日の白神山地「十二湖」散策の様子です。かなり久し振りの恵みの雨。しかしお昼頃には雨は上がってしまいました。
そんな少ない雨でもブナの木は効率よく集めます。
ブナの幹を伝い流れる雨水は、ただの水ではなく、木肌の苔の養分を吸ったりして、大地にも恵みを与えてくれるスペシャルドリンクなのです。
雨に煙る沸壺の池もいい雰囲気。
今はフタリシズカがたくさん見られます。なかには一人きりのフタリシズカも見られました。
ウワバミソウもいたるところに。白神周辺ではミズと呼ばれています。
雨の音はすれど、雨粒はそれほど落ちて来ず。ブナの傘のおかげです。
カエルが何匹も散策路を横切っていきました。
ホウチャクソウ。ホウチャクというお寺の鐘のようなかたち。
コウライテンナンショウ。通称マムシグサという毒草です。
雨の十二湖はひっそりとしていて、咳をするのさえ憚られるくらい神秘的でした。
青池もやや雨に煙っていましたが、しっかり青い。
時間が経つにつれ、その青さが変化していきました。
グリーンシーズンの本番に突入した白神山地の十二湖散策をぜひお楽しみください。
斜面から突き出て、ぐにゃりと太陽目指して上に伸びていく、タフなブナの木もお待ちしております。
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