リメイクをお願いしていたバッグが完成しました
刺繍部分を囲む滑らかな曲線がとっても素敵なトートバッグです
もとのバッグはこちら。
コロンとかわいいミニボストンでした。
刺繍は綺麗なままなのに、バッグが先に傷んでしまったんです。
こういう時は、リメイクしかありません。
ただ、今回のリメイクには問題がありました。
刺繍のすぐ際に、ボストンの持ち手が取り付けられているんです。
なので、バッグを分解したときに、ここに大きな穴が開いてしまうことになります。
綺麗な四角形の刺繍布に戻すことができない上に、縫い代もほとんどない状態です。
「どうしよう…」
散々悩んだ挙句、少し刺繍をほどいて刺し直すことにしました。
ほどいたのがこの部分。
刺繍し直したのがこちら。
この方が少しはマシな形に戻せて、縫い代もカツカツ確保できそうです。
とはいうものの、こんな妙な形の刺繍布になってしまいました。
製作は、いつものハンナ工房さん。
作ることよりも、まずこれをバッグとしてデザインすることに、とても苦労されたようです
結果、こんな形の枠の中に刺繍が納められました
デザイン性があって素敵な囲い方ですよね。
いろいろ無理なお願いをしましたが、何とか年末ギリギリに完成させてくださいました
できあがりには大満足
ステキなバッグにリメイクされて、刺繍も喜んでいると思います
よかった、よかった
今年もあと数日。
良いお年をお迎えください
刺繍作家・刺繍講師
ミハル
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