今回の記事では3DSを改造してHomebrewを起動できるようになるまでの段階も解説していきます。
※最新版のsysUpdater 0.4.2では10.7.X以下から9.2.0へダウングレードできるようになりましたがHomebrewLauncherを使用するにはNIJHAXなどを利用してください。→NIJHAX導入方法
概要
menuhaxの導入
3DSを脆弱性の多い9.2.Xにダウングレードする。
準備
下記のリンクから必要なファイルをダウンロードしておいてください。
starter.zip
sysUpdater.zip
menuhax_v2.1.zip
Step1:ファイルの解凍とファイルの配置
1)まず先ほどダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍してください。
2)解凍した各ファイルをこのように配置してください。
menuhax_v2.1.zip --> \menuhax_v2.1\3ds >>> \microSD\3ds
starter.zip --> \starter\3ds
\starter\boot.3dsx >>> \microSD\3ds
\starter\Themes \boot3ds
\Themes
sysUpdater.zip --> \sysUpdater\3ds\sysUpdater >>> \microSD\3ds\sysUpdater
同名のファイルやフォルダがあると表示された場合上書きしていただいて構いません。
配置が完了するとmicroSD内はこのようになっているはずです。
Step 2:3DSにHomeBrew Loaderをインストールする
先ほど準備したmicroSDを3DSに挿入して、下記QRコードを3DSのカメラでアクセスするか3DSのブラウザで直接リンクにアクセスしてください。
(リンク先をお気に入りにしておくと今後便利です。)
http://yls8.mtheall.com/3dsbrowserhax.php
QRコードにアクセスすると動画再生画面が表示されます。しばらくすると下画面が黄>白>青に変化した後Homebrew Loaderが起動します。
Step:3 sysUpdaterを利用した3DSのダウングレード
SDカードのルートにupdatesフォルダを作成しその中に3DSのファームウェアファイル(.cia)をコピーします。
(ファームウェアファイルは著作権の関係上リンクを貼れませんので自身で用意してください。)
検索のヒント:[MEGA] [CIA/BIN] MSET 4.X & 6.X backups, Browser backups, Update packs (All Regions)
microSD:\updates\xxxxxxxxxxxxxxxx.cia
※NEW3DSをダウングレードする場合000400102002CA00.ciaを必ず削除してください、削除しないでダウングレードを実行するとbrickします。
ファームウェアのMD5はコチラ
SDカードを3DSに挿入したらLボタンを押しながら電源を入れHomebrew Launcherを起動しsysUpdaterを選択してください。
起動したら#1~#8が表示されSuccess!と表示されていることを確認
(もしこの時#1~#8が表示されていない場合は何度か再起動して見てください。)
Yを押し数秒後にGetting CIA file informations...と表示されたら成功です。
xxxxxxxxxxxxxxxx.cia installedと表示されていきますのでしばらく放置します
(もしGetting CIA file informations...と表示されない場合は再起動してもう一度繰り返してください)
Updates installed. Rebooting in 10 seconds(アップデートがインストールされました10秒後に再起動します)と表示されたらダウングレード完了です。お疲れ様でした。
(10秒たっても再起動されない場合は自身で電源を落として電源を入れなおしてください。)
~〆~
今回のブログを書くにあたって筆者はダウングレードを試したわけですがコレがなかなか手強くてですね・・・筆者の環境ではなかなかダウングレードができませんでした。結局のところ原因はよくわからなかったのですが、sysUpdaterのバージョンをいくらか変えているとダウングレードできる様になったので原因はsysUpdaterなのかなと。もしダウングレードがなかなかできなくても諦めず何度も試してみてください!
※NEW3DSの場合ダウングレードに失敗するとの報告が多数上げられているようです、実行の際はくれぐれも自己責任でお願い致します。
※NEW3DSの場合ダウングレードすると本体設定にver. 9.1.0-20Jと表示されますが正常にダウングレードできていますので安心してください。
今回の記事はこれで終わりになります。次回の記事はrxtoolsのインストールとCIAインストーラーの導入を紹介したいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
更新履歴
2016/01/14 フォントサイズの変更、一部箇所の訂正
2016/03/19 最新版のリンクに差し替え、記事の加筆
2016/03/29 記事の一部加筆、編集