雨の中到着したのは、約3年ブリの渡船乗り場 他には飲ませ師が2組とほぼ貸しきり。
POINT争いがないのは非常に嬉しくありがたい。
外気の温度と感じながらその日着用するウエアを選択、雨が降ってるので最後にレインを着用し荷物をまとめて出船を待つ
隣のルアーマンがこう話しかけてきた。「似合ってるか?」と
「似合ってるか?」ウエアの事を指しているのだろう
自分のウエアを見て、そして視線をこちらに向けて「かっこいいかな?」とも聞いてきた。
顔見知りでもそんな質問しないだろう。頭が痛い人なんだろうと思いながらも、「かっこいいウエアですね」と答えた
似合ってたか、似合ってなかったか。そこは問題でなくDAIWAのウエアはカッコいいので真実を伝えたつもりだった。
すると気をよくしたのか。質問をブツブツ投げかけてきた
「シュッとしてる?」
どうみてもぽっちゃり型だ(心の声)
「むっちゃ雨弾くわ。見て雨はじいてる。」
当たり前だ、レインだろ(心の声)
「ファスナーがダイワでカッコエエやろ?」
ファスナーなんて誰もみてない。誰も気づかないからカッコエエやろと聞いてきたんか(心の声)
「赤のウェアは落ちても目立つから助かりやすいで」
そうだな。かなり落ちる可能性が高いと見える。赤いウエアを着こんだルアーマン。それには納得した。
とりあえず先端付近にポジショニング
飲ませ師は並んで中央よりやや大阪側にポジショニング
赤いウェアを着用している先程のルアーマンは暗いうちは太刀魚をワインドで狙っている。私はミノーを数投したがシーバスが釣れそうな気配もなく太刀魚には興味がないのでキャストをやめて、陽が昇るのをただひたすら待った。
陽が昇り始め、まずはダイビングペンシル「オシペン150」をキャスト
丁寧に丁寧にアクション。1投ずつ気持ちこめて雑にならないようにロッドを動かす
いつものようになかなか反応はない。
次はミノーを選択
その次はダイビングペンシル
そしてミノーとローテーションして投げ続けるが反応がなく3時間が経過し雨もいつの間にかやんでいた
その時だった
少し沖でメジロのボイル!!
赤いウェアのルアーマンにも声をかけた。「ボイル!!ボイル!!」「メジロボイル!」
私がSetしてたのはシッコクミノー
そのままキャストするが、何事もなく手元にスイスイ泳いで帰ってくる。
右に左にキャストするがバイトは得られなかった。
するとレッドルアーマン(赤いウエアの)が「来てる!!来てる!!」興奮気味で声を発する
「来てる!!追いかけてきてる」と
こちらの位置からは追尾されてるのようには見えないが立ち位置、光のせいなのであろう。
レッドルアーマンは、明らかに活性が上がっている。自分の投げたプラグに反応があるのだから当然のことだ。
再びキャストすると「来てる!来てる!」「ほら!」と先ほどと同じように声を発する。
しかし、こちらからは全く見えない。
水面をピチャピチャとプラグがスキッピングして手前に戻ってきているが追尾しているようには見えない。
ひょっとして・・・・・・・・
まさか・・・・・
「ほら!!ほら!」
どうも、自分が投げてるミノーが水面直下を泳ぐフローティングミノー。自身がナブラに興奮したせいで無意識にリトリーブが早くなり表層を泳ぐはずのプラグが水面をピチャピチャのたうちまわっている。投げてるミノーが水面直下、トッププラグでないから水面をピチャピチャ音を出して手前に戻ってくるのが自分の投げたルアーとは思ってないらしく、追尾されてると勘違いしている
哀れだ…
ひょっとしてこの赤いウェアのルアーマンは痛い人なのか
「それ、あなたのプラグじゃ・・・」
「・・・・」
「ほんまや(笑)俺のんや~(笑)」
イ、痛すぎる(笑)
やばい人なんだろうなこの人(笑)
その後いくつかルアーローテーションを繰り返すも反応なく、飲ませでメジロが1本あがったのとバラシが1本確認できたのみ
先ほどの痛いルアーマンは、ビッグバッカーを投げようとしているが、ラインアイを隠すようにアワビ貼りしたようで何処にスナップを通せばよかったのか
大変だったと......話していた。本当に痛い人だな(笑)
赤いウエアのルアーマン
ね、ザキさん(笑)
赤いウエア似合ってましたよ(笑)
そんなザキさんとの楽しい時間も青物の反応得られず、翌日は大きく南下する予定だったので、12時の渡船で帰ることにした。その後お互いにいったん自宅に戻り1時間ほどで再び合流して南下する予定でいました。しかし渡船屋に連絡すると時化で渡りたい磯には渡れない可能性があると、また別の渡船に電話すると既に予約でいっぱいであると。ましてや明日は出銑するかもわからないとの返答であった。
結局ザキさんと話した結果、競争率は高いであろうが最近好調である沖磯を選択することにして、今日のこの時間の夕マズメは近場で済ませることにしました。
もちろん(笑)反応はなく19時、心折れたザキさんの「明日に備えて帰ろう」という合図でSTOP FISHING
明日は午前2時に集合することとしてザキさん大好物のカレーで腹ごしらえして解散とした
700gのカレー(笑)
食いすぎやろ(笑)昔は1400g食ったでぇ(笑)いうてはりました。
そうこうしているうちに出船して沖堤に到着。