成道会と「三上」の法話 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

今日、12月8日は成道会。

成道会とは釈尊の成道(悟りを開いた事)を記念して行われる法要のこと。

釈尊が菩提樹の下で悟られたのは、

「すべてが縁よりて起こること。これを縁起と呼ぶ」ということに尽きる。

 

釈尊のように大悟するためには、怠ることなく修行に励むしかないわけだが、

今日の稽古の法話では、毎日の小悟のためのヒントとして、
「三上」の話をしました。

 

「三上」とは、

中国の北宋時代の学者、欧陽脩が残した言葉で、

ひらめきや妙案の出る3つの場所のこと。

つまり

「馬上(ばじょう)」(乗り物の上)

「枕上(ちんじょう)」(枕の上 寝床)

「厠上(しじょう)」(トイレ)

ワタシは、これに加え、お風呂の中でも、いいアイデアか浮かびます。

 

いずれもリラックスしやすい場所。

やはり、平常身と平常心こそ肝要!

 

というわけで、これからひとっ風呂浴びてきます。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』