アメリカ時間の木曜日の時点で取引スタートしてたんですけど「アライアンスMMAがIPO(新規株式公開)をおえて、NASDAQ(ナスダック店頭株市場)での取引スタート!」というオフィシャル・プレス・リリースが、今朝、わたしのところにも送信されてきたんで、これについて、ちょっとだけ書きたいと思います。
このニュースを聞いた時に、え!?高坂剛さん主宰のあのアライアンス?
それともドミニク・クルーズとかがいるアライアンス?
でもあそこの正式名称はたしかアリアンス・トレーニング・センターだし、チェーン展開して何十軒も支部がある訳でもないしな〜、と一瞬思ったMMAファンの方がいたと思うんですが()
これ、アメリカのローカルMMAプロモーション5社に、GoFightLive(格闘技専門のインターネットTV)とCgeTix(MMA専門のチケット・エージェンシー)と合計7社を買収し、ひとつの「リーグ」にしたのがALLIANCE MMA, Inc. (株式会社アリアンスMMA)なんです。
(金曜日のNASDAQのクロージング・ベルは、アライアンスMMAとその関係者たちが鳴らしたんです)
アリアンスMMAの傘下にはいった5つのプロモーションは、 Cage Fury Fighting Championship (CFFC)、Shogun Fight、 Comba Games MMA(COGA)、 Hoosiers Fight Club (HFH)、V3 Fights。
どこもそれほど大きなプロモーションではないんで、日本で話題にならないのは、これ、当然だと思うんですけど、MMA関連企業としては数年で消滅しちゃったIFL以来久々の株式公開。
これは、結構スゴいと思っているんですよ。
リリースによると、「我々は、UFC、ベラトールMMA、WSOFやその他世界中の一流MMAプロモーションのマイナー・リーグと自らを捉えている」とのこと。
実を言うと、わたしもこの企画については、随分前に聞かされていたんです。
けど、だからといってUFCの公認マイナー・リーグとかになる訳でもないし、アメリカだけでもMMAプロモーションはたくさんあるんだし、世界市場と考えたらスゴい数だから、むずかしいんじゃね?と思っていたんです。
どちらかというと、わたしは、無理でしょ、と否定的でした
でも本当にNASDAQまでたどり着いちゃったから、スゴいと思います。
MMAというスポーツに、ここまでのポテンシャルを感じる投資家たちがまだまだたくさんいるという意味なのでしょうか。
ちなみに金曜日の終わりの時点で、アリアンスMMA(AMMA)の株は、一株あたり4ドル65セントです。
株なんて、一回も買ったことないんですけど、この先どうなるのか興味はあるんで、少し買ってみようかなぁ〜、と思ってはおります