①G 3-5 DB
②G 2-1 DB
③G 3-4 DB
2016年のジャイアンツの全ての戦いが終わった。まずは、高橋由伸監督以下選手諸兄には心からお疲れ様でしたと申し上げたい。
今年のジャイアンツは、残念ながらもう応年の強さはなく、過去の遺産を使い果たしてしまった印象は拭えなかった。
確かに主力はそれなりの成績を残した。しかし、それに続く者が出てこない。ここ数年の懸案事項が一向に解決しないまま来てしまった代償を、こんな形で払うしかなかった。
CS1stステージの3試合を細かく振り返る事は、ここではしない。ただ、3試合を通して言える事は、「上げ潮ムード」のベイと、やっとの思いで2位を「死守」したGとでは、モチベーションが違い過ぎたという事だろう。それはやっている側だけではなく、我々観ている側にも少なからずそれはあったように思う。
ペナントレースではカープに17.5ゲームもの大差をつけられ、ベイ相手には前哨戦の段階からスキを見せ続け・・すっかり熱の冷めてしまったファンの方も多かっただろう。それは仕方のない事だ。来季はチームとして、その失ってしまったファンからの信頼を取り戻さなければならない。
とにかく来年は、もう阿部や村田に頼る事のない、菅野ひとりに負担のかからない、戦力の底上げを期待したい。慎之助には自分の事だけを考えて2000本安打を目指して欲しいし、菅野だって自分を刺激する存在が現れれば、もっと自分自身の成績も伸ばせるはずだ。
「一新」のスローガンは、今年に関しては絵に描いた餅で終わってしまった。来年こそは「一新」された強いジャイアンツを見せて欲しい。来季への戦いは、もう始まっている。
・・横浜DeNAベイスターズ、CSファイナル進出おめでとうございます。カープの牙城を切り崩す事は容易な事ではないけれども、健闘を祈ります。
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アメブロをご覧の皆様へ
今シーズンも当ブログにお付き合い下さいましてありがとうございました。諸事情により、CS1stステージはまとめての記事となりましたが、今年も公式戦全143試合で記事を立てる事ができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
2016.10.11
修三郎