無痛分娩レポ | 二人と二匹おいしい生活

二人と二匹おいしい生活

美味しいもの好きなアメリカ人夫と我が家のお犬様(シーズーと新たに加わったチワワ)と日本で暮らしてます。毎日のごはんやワンコとの生活を中心に日々のことを綴っています。

何だ、この異様な生き物は??




週末退院し、家に帰ると早速ワンコ達のチェック

しかしこの後から彼女達は至って無関心の様子。

さて、無痛分娩で出産するに当たって私もネットで色んな人の体験談を参考にさせてもらったので
私も、自分自身の覚書の為にもここに流れを書き留めておきたいと思います。

事前に医師からは「無痛分娩と言っても完全に無痛になるわけではない。鼻からスイカと言われる痛みが、鼻から梅干しくらいになる感じ」となんとも良く分からない痛みに怯えていました。

まず出産予定の前日、内診後になんと浣腸をされました。。

散々ネットで調べていたのに浣腸をされるなんて出ていなく、また、分娩の流れを医師に説明された際にも特に言及されていなかったんです。更に、医師も看護師も(お勘定の発音で)「オカンチョウ」と言っていて、お尻を出してと言われるまで何の事だか気が付かなかった。。


そしてその日の夜に背中に麻酔を打ちます。

カテーテルという管を刺す為にまず麻酔です。麻酔はまぁ、痛いです。。採血注射より痛かったかな。インフルエンザ予防接種くらいでしょうか。

麻酔の効きをチェックするために医師から突然何の前触れもなく脚の脛をつねられたのですが、まだたいして効いていなかったので「痛い(何すんだよ!→心の声)」と思わず叫んでしまった。。その後痛みが消えるまで麻酔を増やしていきます。


そして子宮口を開かせる為にバルーンを挿入します。これがネットで見ると〝不快・痛い″と言う人もいれば、全然痛くないという人もいてドキドキでしたが、麻酔を打った後に挿入だったので内診が大の苦手な私も楽勝でした。バルーンは子宮口が(何センチか忘れたが)開くと自然と抜けるとのこと。

この日はこれで終了。分娩室で一晩過ごしました。

翌朝、陣痛室で陣痛促進剤を投与です。前夜に投与した麻酔はテスト用なのでこのとき既に切れています。

「無痛の麻酔は好きな時に入れるから、入れたくなったら言ってください。ただ、あんまり早く入れると陣痛が弱まってお産が長引きます。麻酔が利くまでに10分くらいかかるからあんまり痛くなってからでも大変です」と。。

えーーー 自分で決めるの?痛いの嫌だから無痛を選んだけど、長引くのも嫌だ。。

と陣痛が起きてもしばらく我慢。

でも、これじゃあ無痛にした意味無いんじゃないかと葛藤していたら、再び助産師さんがやってきて痛がりながらも麻酔を入れるか悩んでいる私に「もしあまりに陣痛が弱まったらまた麻酔を減らしますよ」とのこと。ここでようやく麻酔を入れてもらうことに。

しかし10分経っても痛い・・・

しかも陣痛って最初は15分置きとかでだんだん狭まると思っていたけど、結構最初から5分起きくらいに痛いような。(ただし、時計を見ていたわけではなく自分の感覚なので、痛いからそう思っただけかもしれないけど)

お腹は生理痛くらいの痛みであまり大したことないんだけど、お尻がかなり痛い。


で、最初は麻酔を入れること自体躊躇していたのに、我慢できなく麻酔の量を増やしてもらいました。が、結構痛い。

それでも今思えば、痛い中でもLINEでオットに実況中継していたくらいだから普通の陣痛より断然楽だったんだと思います。

予定では順調にいけばこの日の夜に出産、ただ初産だし無痛分娩なので場合によっては翌日になるかもと言われていたので、オットはこの日の夕方病院に来て立ち会う予定でした。

が、陣痛促進をして2時間後、助産師さんが内診をすると既に子宮口はかなり開いていて(バルーンは自然に抜け出てこなかったから気が付かなかった)破水寸前の状態とのことで、陣痛室に移されました。

「もしかしたら2時か3時には生まれるかも」と言われたのでオットも急いで来ることに。

お産も順調に進んでいるのと、私がお尻の痛みを盛んに訴えたので通常よりも麻酔の量を増やしてもらったところで「じゃあいきんで」と。

ただこの時点であんなに痛かった陣痛も無痛になっていたのでいついきむのか良く分からない。

ので、陣痛の波が見られるモニターを見ながらそれに合わせていきむ事数回

その後、会陰を切られ医師が手を入れると、さすがにお腹の当たりに何かが当たるような感覚がありそれに合わせてまたいきむ事数回

何かヌルリとしたかと思ったら、それが赤ちゃんが出てきた感覚でした。。

多分、数十時間の壮絶な出産を終えた人が「やっと」と思うであろうこの瞬間、私の感想は「え?もう??」でした。。

産まれたと同時に麻酔は切られますが、まだ十分効いている状態で会陰を縫われるのでこれも完全無痛です。

夕方→2時か3時の予想が、12時40分に産まれ、事前に散々立ち会うか否か悩んで立ち会うことに決めたオットは結局間に合わず・・

短時間だった上に、出産時は完全無痛となり、なんだかあっけない出産ではあったけど、赤ちゃんが出てきた感動というのはもちろん十分大きなものだし、痛みに人十倍弱い私は無痛分娩にして本当に良かったです。

しかし、オットが到着後もしばらく分娩室で休んでいたのですが、麻酔が強かったため副作用で嘔吐してしまいました。それでも気持ち悪かったのはほんの数分なので、こんなことは何でもない事でしたね。


出産自体は無痛で行えたものの、その後縫った傷口の痛みはかなり強烈です。産後丁度一週間たった今も、痛みどめの薬&円座クッションが手放せません。

以上、無痛分娩レポでした。


おまけ・・・




出産直後(多分嘔吐した後)、まだ分娩室で休憩中ですがおやつの時間になったのでケーキが配膳されました。。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
にほんブログ村