そこまで忙しいわけじゃないのに心の余裕がなくて
いろんなことを丁寧にやりたいのに放りっぱなしになってる事柄がどんどん積み重なって
「わーもうなんもしたくねぇ」
となりつつ、
ちょっとずつ持ち直してきて、重たい腰をあげて、まずは日記を書いています
しづくですみなさまご機嫌うるわしゅう。
書きたいことがたまりすぎたので、今日はめっちゃ長文ですよ。
(短いときあんのかって?ないです…)


前回日記を書いたのって、歯医者さんに行きだしてからだから
コンクールのすぐあとだったんだなぁ。
あ、歯医者さんには順調に通っております。
今って、虫歯の詰め物、銀色じゃないんですね…!!!
白っぽい、ぜんぜん目立たないやつにしてもらって喜んでいます。
昔銀を詰めてもらっていたところも外して、白いやつに変えてもらえました。
口あけたときに、いかにも「虫歯治療しました!」ってならないの、嬉しい。
あと2,3回行けば全部の治療とお掃除が終わるかなっていう感じです。

吹奏楽の方は、8月のコンクールのあとチャリティコンサートに出演したり
今は10/22のジョイントコンサートを間近に控えていたり
11/3にもスーパーブラスというイベントに出ることが決まっています。
舞台練習がけっこう頻繁にあったり、
こうして本番が年に何度もあったりで、
かなり「本番緊張してガチガチ」なのが緩和されてきました。
緩和です、緩和。
「本番を楽しむってなによ」なレベルで緊張しぃなわたくし、
最近になって本当にようやく、少しずつ、平常心を持っていられるように
なってきましたんですよ。

そんな、あれやこれやの合間を縫って
11/5、BxDrop、いよいよ10周年記念の
ワンマンライブを開催することになりました…!!!
懐かしい曲や、最近やり始めたオリジナルまで、てんこ盛りにして
お待ちしております!
日時 11/5(日) PM12:00開場 12:30開演
場所 瓢箪山ミュージックバーWing
チャージ 2500円(2ドリンク込)
※ご予約制のため、「よっしゃ行ってやろ」という方はご一報くださいませ!




--------------告知ココマデ----------------

そして、先日はド平日に2日も休みを取って、
三重県に遊びに行ってきたのですよ。
「通過する」じゃなくちゃんと「三重に遊びに行った」のって、
たぶん小学校の修学旅行以来。

BTセンセ、さゆちゃん、ひーちゃん、ふーたさんの4人からプレゼントしてもらった、
いわゆる体験型カタログギフトというもので行ってきました。
カタログをいただいてから、ずっといろいろ悩んでいたんだけど
「夏過ぎて、涼しくなってからのほうがいいよねぇ」
「涼しくなってからなら、この、グランピングディナーがいい!」
と、行先をNEMU RESORTに決定して、半年ほど前から予約を入れて。

いつぞやニュースになってたんですけど、
みなさん、ラッコってもう国内の水族館にほとんどいないって、
ご存じでした?
なんと、鳥羽水族館の2頭と、福岡のマリンワールドに1頭いるだけなんですって。
昔はどこにでもいるイメージだったんだけどなぁ…
そういうわけで、「ラッコは会えるうちに会っとけ!」なんです。
ので、当日、朝9:00過ぎに出発してまずは鳥羽水族館へ。

この日ね、猫たちのお世話をひーちゃんにお願いしておいたのですが
わたしたちが出かける直前、いつもこの時間帯じゃないのに
2匹ともバッチリトイレを済ませてくれて
「な、なんてカイヌシ思いの子たちなんだ…!
帰ってきたらウエットのごはんと、ちゅーるあげるからな!(泣)」
ってなりました。
空気を読んだというか、何か察してくれたんでしょうね。
ほんとうにかしこくて良い子たちです。


二週間前から天気予報とにらめっこしていたんですが、
当日はあいにく小雨がパラつく曇り空。


途中SAに寄ってラーメンで体を温めつつ、




「アシカのショーに間に合いたいんだよ!」
というわたしの強い希望により12:30過ぎには現地に到着。

うまくカメラを使いこなせていない感満載のわたしの写真でお楽しみください笑




お姉さんと息ピッタリで、特技をたくさん披露してくれるアシカのシルクちゃん。
平日だけど、ショータイムの客席は7割くらい埋まっていたかな?

あと、セイウチのふれあいタイムというのがあって。
感想は「とにかく、デカい!セイウチ!デカい!!」笑

600kgあると聞いて夫氏が「競走馬より大きいな…」と。
これでも、セイウチの中では小柄な方なんだそうです。
小柄とは…?
近くまで来て触らせてくれるんですが、すごい迫力!

投げキッスを連発してくれる、サービス精神の塊なセイウチのツララちゃんでした。


あと、ジュゴンも国内ではここでしか会えないんですって。

いろんな生き物がたくさんいた。





ラッコちゃんにも、ちゃんと会えましたよ!



15:00くらいには切り上げて、朝熊山頂展望足湯に行きたかったのだけど
まだ少し雨も降っていたし、
なにしろ水族館が楽しかったすぎて時間が足りぬ事態に笑

結局、足湯を諦めて鳥羽水族館を端から端まで堪能して、
お土産屋さんにちょろっと寄ってから出発しました。
やっぱり平日すいてていいなぁ。
修学旅行の小学生が何校かいたけど、それでもかなりゆっくり見られたもんなぁ。


「ほんまに?この道?合ってる???」というくらいの山道を抜けて
水族館から1時間ほどで、NEMU RESORTのホテルに到着。
大して重くもない荷物をお部屋まで運んでいただき、
フロントで鍵を受け取って4F(最上階)へ。
鍵あけて「なにこれ!広ーーーーー!」となったお部屋がこちら。




セミダブルのベッドがふたつ、
こあがりのスペースがまるごと寝転べるソファになっていて、
窓がめちゃくちゃ大きくて目の前の大自然がなんの邪魔もなく見渡せる!
お風呂とトイレはもちろん別。
(お風呂は大浴場があるのでお部屋のは使いませんでしたが)
めちゃくちゃいいお部屋デラックスルームぅぅー!!!

前述のとおり、里山ラウンジでのグランピングディナーを目当てに選んだものだから、
お部屋のことなんてぜんぜん期待してなかった!
終始「すごいな」「やばいな」を繰り返す庶民夫婦笑

チェックインのとき
「お食事は18:00と18:30から、どちらにされますか?」
と聞かれていたので18:00でお願いして、
少し前にフロントに降りていくと、お食事会場まで専用カートで案内してくださるとのこと。
海外でよくある、横があいた長い乗り物です。
すっかり日も暮れた小雨のなか、ちょっと寒いかもと思いつつ里山ラウンジへ。
大きな大きなテントのような屋根に、全面ガラスの建物。

そこで、男性が一人出迎えてくださいました。
てっきり何組かほかのお客さんがいるものだと思っていたら、
「本日のご予約は、お一組様(われわれ)だけです^^」とのことで
開けっ放した窓がわの、一番ど真ん中の、広いテーブルに通されました。
ひょーーーーー。


この給仕してくださったウエイターさんと、シェフを、
2時間以上、完全に2人占め!

出てくるお食事ぜんぶぜんぶ美味しすぎたんや…
山の幸、海の幸、三重の幸盛りだくさん。

ヤギのチーズとあおさ豚の生ハムカナッペ
(写真も撮らずとりあえず口につっこんだら一瞬で消えた)

姫サザエの香草バター焼き


松阪牛のローストビーフ カルパッチョ風


鯛の出汁のコンソメスープ


伊勢エビのガーリックソテー


美熊野牛とフォアグラのグリエ(伊勢醤油で)


そしてこの、あおさフォカッチャ。

焼く前の生地をテーブルまで持ってきてくださって
トッピングを自分でするの。レーズンとかオリーブとか。
「じゃあ今から焼いてまいりますね~♪」
って持ってって、焼き立てホヤホヤを出してくれるん。


最後はデザートの白いモンブラン(伊勢抹茶のかおり)。


とにかく、わたしたちのペースに完全にあわせて用意してくださるものだから
常にジャストタイミング。常にあつあつ。
幸せすぎたな…
「人生とはこの贅沢をするためにあるのだな…」って悟り開けちゃったもんな…

あまりいただく機会のない「ちゃんとしたコースのフレンチ」だったけど、
他に気を遣うこともないし
ウエイターさんもシェフもめちゃくちゃ気さくだし
初めからお箸も並べてくださっていたり
ナイフやフォークもその都度持ってきてくださるので
「どれ使うんだ…?」って迷うようなこともなく
ぜんぜん肩ひじ張らず楽しめました。

あとね、嬉しかったのが
開けた窓のお外に焚火するスペースがあって
昼からの小雨で湿って火がつきにくいのに
頑張って何度も火をつけ直してくださったりしたの。



じつはこのホテル、夜には焚火カフェという
お外でコーヒーや焼きマシュマロをいただけるサービスがあるんだけど
(晴れていたら星もめっちゃきれいなんだそう)
「今日は雨が降りそうなので、代わりにロビーでコーヒーとマシュマロを
楽しんでいただけるようにしますね」
と聞いていて、ひそかに焚火カフェを楽しみにしていただけに
ちょっと残念だなーって思っていたので
まさかの、1組のお客の食事のためだけに焚火を用意してくださったのが
ありがたくて嬉しかったなぁ。

実は夫氏が6月後半からこっち、鬱でお仕事休んでいて、
「大自然の中でゆっくりできて、夜の焚火なんか見て癒されたらいいよねぇ」
って思っていたから、なんだかよけいに。
わたしは雨も好きだし、旅行やイベントが雨だからってべつにガッカリしたりはしないんだけど、
この焚火と星空については、あーん残念だなーくそーって思ったので、
またいつか、来れたらいいなって、思います。
国内もいろいろ行きたいけど、ここは本当にまた来たい。
ホテルのスタッフさんは、総じて、ほんとーに感じが良かった。
まぁ接客業のプロの方々なのでそりゃそうなんですが
「お金を出せばそれなりのサービスが受けられる」んだなぁ~と、改めて。
(今回わたしら入湯税の150円しか払っていないがな!!!笑)

そもそも自分がイヤなお客にならないように心掛けているつもりだし
スーパーやコンビニのレジやバスでも必ず「ありがとう」と言う人間なので
変な接客をされたこともあんまりないのですけど。



そんなんで、あまりにも豪勢なお食事をお腹いっっっぱいいただいたあとは、
また車で迎えに来ていただいて(つっても、1,2分の距離なんだけど)
ホテルのロビーへ。
焚火はないけど、マシュマロを温める用のアルコールランプがふわふわ燃えていて
落ち着いた照明の中、ソファに座ってゆっくりコーヒーをいただきました。
このホテル、ロビーにコーヒーマシンが設置されていて
いつでも無料でいただけるの…!すご!!
お腹いっぱいすぎてもうマシュマロは入らなかったんだけど笑
リクエストしたらかけてもらえるレコードを楽しみつつ
1杯のコーヒーを時間をかけていただくのは最高でした。
レコードめっちゃたくさん置いてあったんだけど、オーナーさんの趣味なのかな?

さんざんソファでぐったりしたあとは、
それぞれ大浴場へ。
広い浴槽が3つあって、露天風呂はほぼ貸し切り状態でした。
ちょっとだけ星も見えましたよ。
あと、三重県ご自慢のミキモト真珠さんとのコラボで真珠風呂っていうのがあって、
白くてちょっとお湯が光ってるの。
肌にもしばらく残ってて、きらきらする笑

お風呂上りにレモンやライムの果汁が入ったお水も無料で飲めるようになってて、
この日何度目かの「なんたる贅沢…!」を呟いてしまいました。

そんでまた翌朝の朝食バイキング。
和メニューも洋メニューもあって、
わたしは和、夫氏は洋のコーナーを巡ったんですが
ふつうバイキングって、大皿にいろいろ盛っていくじゃないですか?
ちゃうんですよ!
これ!


小さな可愛いお皿に、上品に盛り付けられてるの!ひとつひとつ!
「こ…っ、この小皿一個ずつ、洗うのまじでめんどくさいやろ!」
(考え方がいちいち庶民笑)
って思いつつ、ありがたくいただきましたとも。



朝食のあとは少しだけホテルの敷地(全部めぐるとたぶん、山ひとつ分くらい)
をお散歩。

2日目は、めっちゃお天気よかったんだー。

朝を木陰のハンモックで過ごすなんて、どこのセレブなん…

山の空気を堪能して、まだまだ居たいなぁという気持ちをおさえつつ
チェックアウトして、次なる目的地『おかげ横丁』へ。
これまた、もっと時間があったらよかったのになー!って思うくらい
寄りたくなるお店がいっぱい。
だだっぴろくて机もなんにも置いていないお座敷で、できたての赤福と
あったかいほうじ茶をいただきました。


いやもうこのほうじ茶が美味しすぎて「すみません、おかわり…」
ってお願いしたら、お姉さんがこころよく注いでくださいました。

コロッケや、牛串や、なんやかんやと食べ歩きしつつ
いろいろお土産を買って
車に戻ると次の予定の予約にギリギリ…あせあせ(飛び散る汗)
「ごめんなさい10分くらい遅れます!」と連絡を入れて
最後の目的地 伊勢のジオラマ食堂さんへ!

そう、ジオラマ食堂さんといえば、我が家が保護猫2匹を譲渡していただいたところ。
その支店である、伊勢の店舗に初訪問だったのです。

伊勢ジオ食さんがある忍者キングダムという場所は
なんか聞いたことあるなーって思っていたら
小学生の修学旅行で来た『戦国時代村』があった、あの場所だったのですね…!
からくり屋敷とか覚えてるよ!!
今はちょうど大改装中みたいで、ちょっと寂しい印象でしたけど…

その駐車場まで、ジオ食のスタッフさんがお迎えに来てくださり
一緒に中へ。

愛想がよかったり、おやつのときだけ仲良くしてくれたり
自由だったり、猫ちゃんたちはそれぞれ楽しく過ごしていました。







ジオ食オーナーの 通称『猫爺』さんが、
「フーガとボブの里親さんが今日そっちに行くそうだから、
ヨロシクね」と連絡を入れておいてくださったり、
到着すると大阪からわざわざ電話くださったりして、
もうすっかりファミリーの一員みたいで嬉しかったです。
困ったことがあればいつでも相談に乗ってもらえるし、
本当にジオラマ食堂さんと出会えてよかったなぁと思います。

まだお店の方に出てこられない、シェルターの子たちもたくさんいて
(元ノラちゃんで人馴れしていない、とか、いじめられた記憶があって怖がり、とか
保護猫ちゃんたちにはそれぞれに事情があります…)
「ここでいっぱい可愛がってもらって、人は怖くないって知って
いつか素敵な里親さんに出会えるといいね」
とお祈りしてきました。

その中でもわたしたち夫婦の心をぎゅっとつかんだ子がいて
シルバという名前の、アメショーみたいな柄の猫ちゃん。
シルバは、事故に遭ったせいで下半身が動きません。
でも、前足を使って一生懸命走ります。
人が大好きで、初対面のわたしたちにも頭をごつんごつんとすりつけてくれます。
10回もの手術にも耐え、自力でトイレで用を足すこともできます。
けれど、その度重なる手術の弊害で『人の手』が怖くて、
こんなにスリスリしてくれるのに、手で触ろうとすると怖がって引っかいたりすることがあるそう。
なので、「手は出さないでくださいね」とのことだったのですが
かわいいお顔から出てくる鳴き声のギャップがすごい笑
め゛ぁ゛って感じのすんごい特徴あるダミ声なんだけど、
それが可愛すぎて。

しばらくわれわれ夫婦の中でシルバの鳴きまねが流行ったのですが
家に帰ってもやってたら、フーガがすんごい表情でわたしの顔を凝視しました笑
フーガもダミ声系なので、「ねっ、ねこがどこかにおるんか!?」って
なったのかもしれないですね。
あの子にもいつか、身体のことも含めて受け入れてくれる人が見つかるといい。

さんざん猫たちに遊んでもらって、いよいよ帰る時間になりました。
うちの子たちに浮気を疑われないように、途中のSAでファブリーズを振りまくり笑

一泊とはいえこれだけ長時間家をあけたのは初めてだったのですが
「オナカスイター」「ゴハンハヨー」
と元気に迎えてくれました。
見に来てくれたひーちゃんから「ちょっと抱っこさせてくれたよ、ゴロゴロ言ってたよ」
と聞いていたし、写真をいっぱい送ってくれていたのでそれほど心配はしていませんでしたが、
たくさんの猫ちゃんと遊んで帰ってきて思うのは
「やっぱりうちの子たちが世界で一番かわいい!!!」
ということでした笑