ちょこっと先出しましたが、
車に『うちにネコがいますステッカー』を貼って走る権利を得ましたしづくですみなさまこんにちはー!!!
いや、ときどき街中で見る『うちにネコがいますステッカー』、
後続車を「ぐぬぬうらやましい…」と歯ぎしりさせるための、アレですよ。
(本当は万一の事故で帰れない状態になったときに周囲に猫の存在を知らせるためのものだそうですね(笑))

ご紹介します、こちらがボブ。


キジトラの男の子。2歳。
とってもプリティなハート型のしっぽを持っています。


そしてもう一匹、こちらはフーガ。
(きょうだい猫のカノンちゃんと音楽用語つながりで呼ばれていたお名前です)


サバトラの男の子。3歳。
なでられるとツチノコ状になります。



この2にゃんは先日5/14、ジオラマ食堂さん
https://www.railway-cats.com/
から、うちにやってきました。


お見送りしてくださったスタッフみなさんの
ボブとフーガを見つめる目が
「おうち見つかってよかったね、幸せにね」
「とってもさみしいよ、元気でね」
とおっしゃっているのを見て、
本当に愛され、大切にされてきた子たちを預けてもらったんだなぁと
こちらもウルウルしそうでした。

車に乗り込んだ2にゃんは初めのうち
「なにすんねん!」「どこ連れていくんや!」
と大合唱していたのですが
30分ほどの道中、
ボブの大騒ぎに、フーガが「はいはい」と適当気味に相槌を打つようになり
しばらくするとフーガは眠そうな目をしたり、
静かに外の風景をじっと見つめたりしていました。
ボブは最後の最後までキャリーをカリカリしたりニャオゥニャオゥと鳴いて
いろんな声の出し方バリエーションを披露してくれていましたね。

おうちに着いて、ボブはさっそく大冒険に出かけてしまいました。
あちこちのぼったり、カーテンの裏にもぐったり、新しい猫トイレにダイブしたり。
ボブと引き合わせてくださったスタッフさんが
「ボブは笑かしてくれますよ」とおっしゃっていた意味が
到着10分でわかってしまいました(笑)

また、これはわたしたちの確認不足だったのですが
玄関の上り口の下に小さな通気口があり、そこが家の床下へ通じていたので
ボブはそこへ入り込んでしまい、しばらく出てきませんでした。
他に出口がないことを何度も確認したあと
玄関にごはんを置いて待っていたら出てきてくれて、
階段往復ダッシュを繰り返したりと大興奮。
(その音にびっくりしたフーガはソファの下へ避難)

この床下事件についてはジオラマ食堂のオーナーさまにご連絡してアドバイスいただくなど、その際は大変お騒がせ、ご心配をおかけしました。
一度は封鎖した場所のレンガ(猫のパワーを侮っていました…)を押しのけて、
フーガもまた同じところに入ってなかなか出てこられなくなってしまいましたが
翌朝には無事救出でき、
現在はブロックを置いて完全に入れないようにしました。

一方、初日のフーガはキャリーから出てすぐに1Fリビングのソファの下に隠れて
しばらく動かなかったのですが
1時間ほどするとぬるっと出てきて、ごはんをモリモリ食べて
夫氏の膝の上ですっかりくつろいでおりました。
なんというマイペース!(笑)
夜になって、綿棒の外装フィルムをゴミ箱の前ではがしていると足元にやって来て、
「それ僕のごはんですか?ごはんですよね?」という顔で見上げて
キチっとお座りポーズ。
(あの、なでるとすぐにツチノコ状になってしまうフーガが!(笑))
かわいい!!!かわいいが、
その前にキミはボブの分までごはんを食べたでしょう(笑)
この顔で見つめられるとたまりませんが、やりすぎには注意しないといけませんね…
これも良き里親になるための修行の一環でしょうか!(笑)

この日しづくは夕方から楽団の練習に出かけていたのですが、
床下から脱出して大暴れしたあと、ずっとベッド下にいたというボブ。
「ボブ、ただいま」と声をかけると、これまたぬるっと出てきて
突然のよじ登り&しがみつき&顔面への頭突き攻撃(笑)
わたしの留守中はベッド前に用意していたごはんにあまり手をつけていなかったようなのですが、「お腹すいたやろ、食べ~」と声をかけるともぐもぐもぐ。
ちょっと食べては、なでろなでろと甘え、またちょっと食べては甘え。
その後わたしがベッドに入っても、
ゴロゴロ言いながら枕に座ったり、
隣の和室のふすまや押し入れを開けて探検したり、
廊下に出てナオンナオンと鳴いたり、
気に入った爪とぎマットでパリパリしたり、

またごはんを少し食べたり…
を延々と繰り返し、ほとんど人間も眠れないまま朝になってしまいました(笑)
翌日はねむねむ状態で仕事に行きましたが、
本当に可愛いものですね。

「いつか猫と暮らしたい」と思うくらいにはもともと猫好きだったし、
ひーちゃん家にもしょっちゅう泊まって一緒に寝たり(起こされたり)していたし、
猫の可愛さは知っているつもりでしたが
今まで知ってた可愛さなんて、ほんの序の口もいいところだったんですね!

とたとた歩く足音も、
カリカリごはんを食べる音も、
パリパリとマットを引っかく音も、
全身で甘えてくる表情も声も、
ゴロゴログルグル鳴る音も、
どこにでもついて来ようとするところも、
「なぁ見てて、見ててな!」というような鳴き声も、
小首をかしげてキョトン顔で見つめてくる瞳も、
ねこじゃらしのおもちゃを自分で持って行って一人でも自由に遊ぶ姿も、
なにもかもが新鮮でいとおしいです。
ボブとフーガがうちに来てくれた瞬間から、人生の幸福度が爆あがりしました。
そして、いくらわたしが注意しても片付かなかった机の上の細かいものを
夫氏が率先して引き出しにしまうようになったり、
「こういうものがあるといいみたい」といろいろ調べてきたり、
「パパの自覚」のようなものが夫に芽生えていることにも嬉しく思っております。
こちらは夫氏にブラッシングをしてもらって気持ちよさそうなボブ。


そうそう、「新しいトイレに入れてやると覚えやすいですからね」と
せっかく用意してくださっていた少量の猫砂をしっかり忘れて帰ってしまったのですが
初日からちゃんとトイレを使って立派なうんちをしてくれたので
大変安心しました。かしこい!
「これがトイレ」という認識がちゃんとあるのも
初日のビビリ状態の中でも「人間は危険じゃない」と知っていて甘えてきてくれるのも
ジオラマ食堂さんでできちんとお世話してもらっていたからこそなのだと思います。


昔、ペットショップで売られている子たちがどのように生まれてきて
その親はどのように扱われていて
売れ残った命がどうなるのかを知ってしまったときから
いつか猫を迎えるなら絶対に保護猫にしようと決めていました。
でも、いろいろと調べるうち
「初めて猫を飼う人はだめ」
「一日中おうちにいる人じゃないとだめ」
などの「だめ」な条件がいっぱいあることを知って
そりゃあもちろん命をやり取りするのだから慎重になるのは当たり前、
猫ちゃんの幸せを考えれば
いい加減な人に預けるわけにはいかないのは当然理解できます。
だけど、こんなに条件がたくさんあって、
当てはまる人なんてものすごく少ないんじゃないかな…
と、あきらめかけていました。
実際に、保護猫を迎えたかったけれどそのような条件で断られ
でもどうしても猫と暮らしたかったから
仕方なくペットショップで…という話も身近に聞いています。

だけど、ジオラマ食堂さんは
「条件は、これと、これと、これです。こういうものが必要です」
と丁寧に説明してくださり、
それならうちでもお迎えできそうだ!と思い
毎晩YouTubeで配信されるのを楽しみに拝見し、
実際に何度かお邪魔して気になる子ができた段階で
「うちは共働きなのでお留守番できそうな子がいいんですが」
という相談したところ
「この子なら飼いやすいですよ」
と、紹介してくださり、
今回こうして念願だった猫との暮らしが叶いました。

うちは、エントリーした翌日にお迎えを決めたので
すぐに買い出しに行って、夫氏が嬉々としてケージを組み立てたのですが、
難しければスタッフさんが家で組み立てを手伝ってくださることもあると聞いて
なんて手厚いサポートなのかと感激しました。
「この人たち、一体いつお休みされてるんだろう???」
って思うくらい、お店の時間から生配信の夜までほとんど毎日いらっしゃるし…
それと、初心者には難しい爪切りも済ませてから送り出してくださったのだなぁ、とか
この子たちの食べていたごはんも数種類持たせてくださったり
などなどと、細やかなお気遣いに感謝しきりです。
(ただし、ボブとフーガは好き嫌いなくなんでも食べる親孝行の良い子!!!)

毎日毎日、あれだけたくさんの子たちのお世話、
猫ちゃんたちを心から愛していないとできないことだし
また、可愛いだけでは務まらないお仕事と思いますが、
みなさんお身体くれぐれも大切になさって欲しい…。


可愛い2にゃんに少しずつおうちに慣れてもらって、
末永く仲良く暮らしていけるように頑張ります。
このブログでもちょこちょこ(のつもりが毎日自慢になったりして(笑))
様子をお知らせしていくので、猫好きさんはニヤニヤしていてください。
またジオラマ食堂さんにも遊びに行くぞー。
(ほぼ毎晩生配信されているので、要チェック!ですよ!
チャンネル登録ポチすると猫たちのワクチン代支援になるそうなので、ぜひ!)
https://www.youtube.com/channel/UCc9SpfBZLsxbWBl9T-2fNgw

ライブのアーカイブや動画にわたしたちも映っていますので
探してみてね(笑)

これからもジオラマ食堂さんを通してたくさんの幸せな出会いがありますように。
保護猫を迎えたいと思う人たちに、素敵な御縁がありますように。
すべての保護猫ちゃんが、安心できる場所に迷わずたどり着けますように。
みなさんと、ジオラマにゃんズのご健康とご多幸を心からお祈りしております。