しかし、この30年がまさしくこのマンションの価値を持続させている理由でしょうか。
東急東横線「大倉山」駅より徒歩6分という立地でありながら、
小川が流れ、樹木が生い茂り、まるで森の中にいるように感じさせる敷地。
その敷地にレンガ調のタイルが実に良いあじわいの低層マンションが全部で10棟あります。
大規模修繕が終わる4月にリノベーションが竣工しました。
風が吹き抜け、緑を身近に感じられる間取り。
各部屋に収納は設けず、ウォークスルークローゼットを部屋の中央に配置。
衣類も湿気がたまらないように、空気が抜けるようにデザインされています。
壁や天井はポーターズペイントを利用し、クライアントさんもセルフを楽しみました。
新しい家族が、新しい空間で、新たな歴史をこのマンションに刻むでしょうね。
「こんな家に住めるんですね」と、内覧時のクライアントさんのお言葉を聞いて、この仕事に携わって本当によかったと。