足もとが見えなかった…。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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「○○では××の女性は美人とされている」「△△をしている女性はモテる」等々、美人といわれたりモテたりする人の基準は世界中で違うなぁ(特に女性は顕著に伝えられますよね)と色々な文献や報道を見ていて思います。昔々の日本で言えば、「髪は長ければ長いほど美しい」的な価値観でしょうか。御簾越しに男子と交流し、和歌を詠んで気持ちをやり取りするような時代のやんごとなき身分のレディ達は何人ものお付き人に手伝ってもらいながら、何メートルにもなる髪を梳いたり洗ったりして手入れすることが美しさを保つことにつながっていたんですものね…洗髪のことを考えたら気が遠くなりそうです。今の時代には、昔から伝わる「苦心して会得する美しさ」は果たして必要かい?と考える流れもありますね。様々な考え方が生まれるのは時代の進化だと思います。これがここでの伝統だからとむりやり強制せず、キレイさを個々が判断して選べるのが理想だと思います。
以前、首が長いほど美しいと言われている、とある国の部族の方々がつけている「首を長く見せる真鍮の輪っか(付けると重さで肩の位置が下がり、なで肩っぽくなり首が長く見える)」を試着させてもらったことがあります。あくまで体験ですから輪っかは半分に切って添えるレベルの造りでしたが…あまりの重さに「これずっとつけてるんですか?無理です!ギブです!」となりましたね。