※「美容お仕事部」については別のサイトに移行しました。
「働くこと」についての考えや想い、実体験をつづっていきます。
働くことって、少なからず人と接することだ。
接客業や営業職は当然お客様と接することが多いです。
それ以外でも同僚、先輩、店長など、どうしても人と関わっていくのです。
私は20代前半、フリーターとして様々な仕事を経験しました。
運送会社の事務やリゾートバイトまで。
どこに行ってもいい人に恵まれて、そうそうイヤな思いをすることもなかった。
たった1つのあの職場以外には。
私は昔から「キライな人」ってのがいない。
キライになるまでその相手に興味を持たないからかもしれない。
しかし、「肌カウンセラー」としてバイトしたあの職場で、毎日会うからか興味を持たないわけにもいかない
イヤ〜なやつに出逢ってしまったのだ。
その人はとにかくずっとずっとグチっていた。
来て下さった方に、失礼すぎるトークをぶちかまし、恐怖を与えていた。
それなのにその人が「一番偉い」的な職場の雰囲気に納得がいかなかった。
自分の肌が誰よりも汚いことを本人が解っていなかったし
店長もお店の存続が危ういことに気付いていないのか?
適当な人ならまだマシで、最低だと感じる人物ばかりであった。
言葉遣いも食生活も。
毎日その会話の中に身を置くと、世の中全部が悪いものに見えてくる。
”こんな場所にいてはいけない!”
こう感じたのは初仕事からまだ一週間も経っていないころだった。
まず”街頭で客引きをする”ことを最初の仕事として与えられた。
自分から話しかけられるし、無視されることが当たり前だと思ってやってみると
意外に人は足を止めて話を聞いてくれ、雑居ビルの一室まで私を信じて付いてきてくれた。
玄関で他の「肌カウンセラー」にバトンタッチし、私はまた客引きに戻る。
あの異様な空間に居るよりは、外に出ている方がいいけど
そのうち肌カウンセラーとしてあの空間にずっといることになる。うわ〜
来て下さった方(ここでは見込み客)との会話ばかりではないことを考えるとすぐに離れた方がいいはずだと解っていた。
事実、肌カウンセラーとの対話後に、客引き中の私のところにわざわざ戻って来てくれた女子がいた。
「お姉さんこの仕事辞めた方がいいですよ。今すごく失礼なこと言われて来ました。お姉さんはやらない方がいいですよ。」と。
雑居ビルの一室へ向かう会話で、私はまだ新人であること。これからカウンセラーができるように勉強してることなんかを話してたのだ。
「このような人生を送りたくない」
「大人になってももっと楽しんでいいはず」
そう感じる環境にいたこともしばしば。
その度に私は自ら環境を変えてきた。
そんな私に移り気だとか飽きっぽいだとか周りの人は言う。
我慢を続けている程人生は長くないと思うから。
今だって、誕生日のたびに「もう一年経っちゃった」なんて思うのだから。
職場って正直入ってみないと環境なんて分からない。
ここは違うと思いながらも”せっかく入れたから” とか ”3年は続けないと” だとかその思考は要らない。
今振り返るとすぐ辞めたからと何も問題ないです。
反対に、そう感じる職場に未だ残っているということの方がもったいないなと。
私は、明るくて時に笑いが止まらなくなったりもする助け合えて成長し合える
そんな職場が大好き。かつての職場だ。
何を仕事にするかは大切。
しかしそれ以上に誰と仕事をするかの方がもっと大切だと考えます。