前回までのお話。⇨めんそーれ。①
早朝5時台の羽田空港行きのバスに乗り
羽田空港に着き、
那覇空港行きの飛行機に無事乗り込む。
(この流れのだいたい2時間ほどの記憶がほとんどないけど、きっとそれは眠気による軽い記憶の喪失)
いざ沖縄へ!
子供たちは人生初飛行機。
キャッキャ。
飛行機の中で気がかりやったのは
子供がやたらに騒いだりせえへんかどうか。
でも
“ まあ今朝めっちゃ早起きしたし、絶対眠いやろから寝るやろ ”
って考えも頭にあり
しばらくキャッキャしたら気ぃ済んで寝るかなーと思っててん。
離陸してものの十数分。
そしたら長女は
わたしの期待に
見事に応えてくれた。ナイスみなみ!
しかし
人生初飛行機、余裕かよ。
耳ブーン
とか、気にならへんのかよ。
わたしちっさい時、飛行機嫌いでしゃぁなかったけどな。
父親の仕事柄、飛行機に乗ることが多かったんやけど
その都度
耳ブーンがつらすぎて。
かといって今みたいに
わざとあくびして耳ブチってしてみたり
ツバ飲み込んで耳ブチってしてみたり
っていうやり過ごし方も知らんから
母親に泣きながらその旨を訴えたら
「これ食べてたら治る!」
言うて、メントスのぶどう味を差し出されたんよな。
“ これ食べたら耳痛いのなおるんや。。!!! ”
と、幼心にすがる思いで
メントスぶどう味を口に含み
舐めるなり咀嚼するなりしてみたけども
耳ブーンが治るどころか
あの海外製のお菓子特有の匂いと味により
むしろ乗り物酔いみたいになってしまって
以来、メントスぶどう味めっちゃ嫌い
っていう
ものすごくどうでもいいエピソードを
娘の飛行機での本気の睡眠を見、
思い出したのである。
(本気でどうでもいい)
(わたしはメントスぶどう味が嫌いだよ!っていうアピール)←誰得
そんなことに思いを馳せていると
次女は一向にわたしの期待に応える様子もなく
謎のハイ。
わたしの抱っこ紐の中でゴソゴソ動いてみたり
自分が履いてる靴のマジックテープを剥がして靴落とそうとしたり
わたしの顔やたらペチペチしてきたり
抱っこ紐から降りたいと主張するために
抜け殻から脱皮しようとするセミのごとく
ミーーーン!
と反ってケラケラ笑ったり
あんだけ普段うるさいセミでさえ脱皮する時はおとなしいわい
と心の中で
とりあえず静かにしてくれと願いまくり
名古屋人にバトンタッチしたいところやけど
カレは沖縄に着くと車の運転してくれるから
なるべく寝といてもらおう。。
あーもう、
なんやこいつは。。。
元気いっぱいかよ。。。
と、思ってたら
お?!
もうすぐ那覇空港着くで
ってところで
えま氏、
お眠りあそばせる。
いまー?!?!
・・子供ほど自分の思い通りにいかないモノはないですね
思い通りにいかせようと思う方が間違ってますね
本人の意志がある限り、それに親がいかにサポートするかという考えに変更するしかないですね
という、
なにこれ、子育ての真髄かしら?
的なことを改めて実感させられた
機内なのでありました。
つづく。
(やっと沖縄ついた)
(まだ沖縄らしいレポートなに一つしていない)
(