いや〜、しんちゃんは毎年凄いですね。
パロディーとか風刺とか。。
去年の「オラの引越し物語」は全編が洋画のパロディーで、それはそれでめちゃくちゃ面白かったんだけど、少々異色でしたからね。
今年は映画しんちゃん"らしさ"が存分に発揮されていて、往年のしんちゃん映画ファンは嬉しいのでは??
「オトナ帝国」的な感じもありますね。
ちなみに地元の劇場の観客が大人10人くらいでみんなソロ鑑賞、一人だけ小学生で彼もソロ鑑賞でびっくりしました(笑)
ソロ鑑賞ばっかりだったバットマンvsスーパーマンかな?と思った。
同じ時間にやってたズートピアには母子連れが大量に吸い込まれていった。
トラウマ…。
泣いた。
そんな感じの感想です。
※以下ネタバレ
◆
今年はガッツリ春日部防衛隊の物語かと思っていたら、
家庭問題がメインでしたね。
父子家庭、大変そう。。
パパの目玉焼きのシーンを早めに出したので、サキちゃん辛さを早い段階で見れて分かりやすかった。
"夢の世界"という舞台にすることによって、
「信じる力」が分かりやすく世界に反映されていました。
そして画面がとてもキレイ。
ラストのみさえが暴れるあたり、モノトーンな背景が素晴らしかった〜。
◆寝ねば。
この宣伝について、完全に油断していた。
フツウに「風立ちぬ」のチラシのパロディーだと思ったよね。
てゆーか風立ちぬではそんなに「生きねば。」要素無かったじゃん。(全体的にぼやっと生きねばだった)
やられたわー。
あんな「寝ねば。」のシーンがあるとは…‼️
サキちゃんを助けるために秘密基地でみんなで寝たシーン。
感動した〜!
普段だと「一回起こすストーリーなの?テンポわるい」とか思っちゃう流れなんですけど、
今回に限っては 細かけぇことは良いんだよ。熱いだろ❗️
ていうゴリ押しの演出にゴリ押されました。
熱い‼️
◆ママ怖い
・怒鳴るママ
・化け物のママ
怖かった。
子供の頃に母親に怒られてショックだった時の事を思い出して、感情移入してしまった。
化け物のママはドラえもんの宇宙漂流記のアレかと思った。
◆みんなの夢
・スーパーCEOマン
・組長のザ・ウォーク
・政治家の夢はせめて当選した所の夢にしよう?
突然の綱渡り!
ザ・ウォークだよね?w
・同僚に家族を取られる
ひろしがショックをうけるのがコレってのが良いね。
嫁だけじゃなくて息子と娘も取られてるというのが怖かったしショッキングな映像だった。
◆
雑多になってしまいましたが、とにかく近年のしんちゃん作品の中でかなり上位じゃない!?ってくらいお気に入りです。