篠01系統 篠原〜赤沢 | 神奈中バス研究所 TAKA@5150別館

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こんばんは。
今回は前回お知らせした篠01系統です。

篠01…神奈中にはそんな路線あったっけ?と思われると思います。

相模原市緑区の旧藤野町だったところにある路線です。
01年9月に神奈中が99年に津久井神奈交バスに移管するも赤字が続き東野や篠原地区の路線を廃止しました。
02年4月1日まで藤野町と神奈川県がバスの実験運行を行い、これを津久井神奈交が引き受けていました。
結果、藤野町が80条バスを自主運行することになりこの路線が設定されました。
07年3月11日に相模原市と藤野町が合併し市内との整合性を取るべく再び神奈中グループが担当することになりました。
津久井神奈交カラーのポンチョ3台が担当します。

こちらの路線は早朝1本のみとなっており乗車難易度がかなり高い路線です。
ちなみに往路は毎日朝1本で復路は平日のみ1本です。
復路は2014年4月1日より設定されました。
時間は往路の篠原発が平日6時46分、土曜休日が6時54分です。
復路の赤沢発は7時28分です。

今回は早朝4時台のJR横浜線の始発に乗って、八王子でJR中央線快速に乗り藤野まで乗りました。
ただし高尾までは本数がありますが相模湖より先は大月行きに乗らなくてはならず、本数が少なく大変でした。

藤野駅からは野11やまなみ温泉行きに6時19分に乗車して、やまなみ温泉で6時33分にや02篠原行きに乗りました。
2分刻みで乗り継ぐダイヤとなっており藤野町のバス停には乗り継ぎ時間の一覧がありました。
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篠原に着きました。
ここまでは貸切でした。

バスはT-18号車でした。
6時46分にバスは篠原を発車しました。
ちなみに篠原は しのはら ではなく しのばら と読みます。
篠原のバス停は丘の上にあるので折り返し場を右折し坂を下ります。
直進し中村橋を通過し先の三叉路を左折し新大橋を過ぎ、つぎの路地に右折に入ると森と山の中の狭い道をひたすら進みます。
途中で集落が見えてきました。単独区間の田ヶ岡・新和田バス停は藤野町町営バスのポールをそのまま使用しています。
単独区間での乗車はありませんでした…。
再び森の中を進み、坂を下ると赤沢のバス停が右手に見えてきました。
しかしポールは置き場所の都合で右側であり降車場所は左側の坂の途中で停車し降ります。
往路は数人の中学生が乗車していました。
5分くらいすると赤沢のバス停に藤野駅行きのバスが来て全員乗車していったため管理人一人になりました。

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復路のバスが来るまで時間があったので近くの坂沢橋を見に行きました。
こちらは95年に架け替えがされています。

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藤野芸術の家バス停が橋の先にありますがなんか藤野駅の表記がおかしい…と思えば藤沢駅の沢に野と訂正したシールを貼っています。どうやら発注ミス?みたいですね。

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反対側は年季の入った表記です。
廃止された野07系統の表記もありました。

{1E33BAC4-49B4-49A7-9C7B-C67EE5653DB3:01}

また赤沢バス停に戻ると何処かの路地からバスが戻ってきました。

{28BB407E-7691-4347-89A7-88BB0338DE39:01}

赤沢から再び篠原に戻ります。

先ほど降りてきた坂に右折し上ります。また森・集落を抜け新大橋を過ぎさっきの三叉路を右折し坂を上り終点篠原にまいります。
ちなみに復路は小学生がたくさん乗車していました。
またそのままや02に切り替え篠原ではさらに小学生が乗車してきて賑やかでした。地元の方の利用もありました。
管理人はそのままやまなみ温泉まで行くことを告げ運賃を支払いやまなみ温泉まで行きました。

今回早起きし行ってきましたが朝は夜明け前だったので大変でしたが無事に乗車できたので達成感の方が大きかったと思います。
乗客は小学生や中学生が中心で通学路線みたいな感じでした。
乗客は少ないですが藤野地区では重要なバス路線です。

10月1日にやまなみ温泉・篠原・東野系統でダイヤ改正により今回乗車した篠01は廃止となりました。
また他のや01・や02・や03は通学時間のみに減便され、さらに平日のみ運行となりました。
平日のバス運行時間以外・土曜休日は山口自動車により乗合タクシーが運行されるようになりました。

ちなみに篠01が廃止されましたがこちらは利便性が向上しています。

や05系統  やまなみ温泉~釜の沢・篠原~赤沢が新設されました。

なぜかや04系統を飛ばしや05と系統番号が設定されています…どのような理由でしょうか?
それはさておき内容は往路は6時33分発や02篠原行き→6時46分発篠01赤沢行き、復路7時28分発篠01篠原行き→7時40分発や02やまなみ温泉行きを足したものとなりました。時間はそのまま変更はなしです。

復路は上記の通り篠原でわざわざ路線を分ける必要はないようです。

~経由バス停~
篠原、中村橋、新大橋、釜の沢、田ヶ岡、新和田、赤沢
※全区間自由乗降。



最後に津久井地区では根小屋地区の市営循環バスが廃止されたりやまなみ温泉系統も平日のみ・減便となったりと津久井地区のバス路線は厳しい状態が続いていますが、これらの路線と三井・上中沢・月夜野・半原・鳥居原などで補助金が出ていて運行が続けられていて生活交通は保たれているものの、廃止になってしまった根小屋循環は晩年は1便3人が平均で片周り循環は不便との声もあり乗合タクシーに移行しています。

また三井・上中沢地区は橋09系統が新設(事実上の復活)となりました。
三井地区は日赤病院前で乗り換える必要がありましたが乗り換えずに橋本駅に行けるようになりました。また上中沢地区は廃止された橋10系統橋本駅北口~久保沢・城山~上中沢線は9便でしたが橋09系統では11便となり本数が増えています。しかし三井地区は廃止された三11三ヶ木~三井線は13便でしたが逆に橋09系統では11便になりました。

半年間の実証運行であり結果次第で増便や区間便の新設や三11や橋10の復活もあるのか気になりますね。

以上篠01系統のリポートでした。