オシムの故郷 『シューズのサイズを見せろ!』 ユーゴスラビア | 誰も教えてくれないサッカーの上達法
強烈なキックを打つには大きくバックスイングを
します。

野球のピッチャーも投げる前に大きく腕を
うしろに残します。

弓も矢を放つ前はおおきくしなってエネルギーを
蓄えます。

矢を放つときには、ためたそのエネルギー
を一瞬に開放します。

嫌なやつを殴りたいときは、大きく後ろに
腕を引いてからコブシを振りぬきます。

サッカーの強烈シュートも同じです。

大きく後ろに蹴り足を残してエネルギーを溜めて
次の瞬間、

そのエネルギーを爆発させることで

弾丸シュートが撃てます。

オシムの故郷ユーゴスラビア(今は別の名)では
シュートを教えるときに

「シューズのサイズを見せろ」

というそうです。

昔のサッカーシューズは裏にシューズのサイズが
「22.5cm」などと書いてありました。

シューズの裏にある「サイズ」が空から見えるぐらい
足を大きく振りかぶれと言う意味です。

試合ではあまり大きなバックスイングをすれば
敵に見破られて、

シュートコースをブロックされる場面もあるでしょうが、

大きく振りかぶってから正確にボールに足を当て、

確実にゴールに向かうシュートも撃てるほうが
あなたの技術も向上して

ほかのチームメイトに断然の差をつけて
レギュラーポジションを奪い去れます。