体に優しいあんこ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

$ミラノの日常 第2弾-Esselunga あんこ

私は、疲れているらしい。
やたら甘いものが欲しくなる。

だからといって、チョコレートとか生クリーム、バターやチーズなどの乳製品ベースのデザートは胸焼けしてしまう。もう私って、かなり年?!

体が求めているのは、ほんのりあまいあんこ。仕方ない作るか。と思っていたのだが、こちらの自然食品店で売っているあずきは、賞味期限に余裕があっても、どうしても硬くなってしまう。前夜からお水につけていても同じ。結局硬水があわないらしく、そういう時は、ガッサータ(ガス入り水)の水で炊くのがいいらしい。

とはいえ、朗報を耳にした。スーパー・エッセルンガで売られている、塩茹でのあずきを一度水洗いし、砂糖を加え炊き直す。あずきの水分が出てくるので、その水分を飛ばさないといけない。そのあとに、ハンド・ミキサーにかけるだけ。

砂糖は適当。ほんのり甘くできたが、どうも「ふじっ子のおまめちゃん」の金時豆チック。しかも水分を飛ばし過ぎたのか、ちょっと固めになってしまった。再度研究しないといけないが、タッパーで保存しつつ、ちょこちょこ食べている。笑

以前、あんこ大好きの友人が、あんこを炊いて、そのまま棒を差し込んで、あずきバーにして、ガリガリするが好きだといっていた。「井村屋のあずきバーね。私もやってみよう」試してみた。

が、超まずかった。冷たくても甘いものは、いかに砂糖漬けにしているかと思い知った。とはいえ、やっぱり日本人なんだわーと納得。米粉で餅状にして、あんこを包んで大福に。水羊羹に、白玉あんこ。

イタリア育ちの子供達は、「ケッスキーフォ」って食べたがらない。いいの、いいの。私一人で独り占め。あー至福の時。