(続き)

 

読み手のことを

考えたら

時系列を意識して

書くのが当然だ。

 

そんなの誰に

習わなくても

わかること。

 

だがそうしたくない

としたらどうだろう。

 

「そうしなければいけない」

 

そう思った途端に

意欲と創造性が失われて

いくのを感じる。

 

えっと、

どこからが続きだっけ。

 

みたいなことを

飛ばして

思いつくままに

先日の続きを書くことにしよう。

 

神経が切れる、切られる

と言う話で突如私は

大学生の頃に六本木の巷で

聞いた

 

ある事件を思い出した。

 

どんな事件だろうか?

 

覚えている方は

いるだろうか?

 

新宿のディスコで遊んでいた

女子中学生2人が

ナンパして来た

男性に車で連れ去られ

 

女子のうちの一人が

アキレス腱を切られて

殺害された、

 

と言う事件だ。

 

これが私の記憶に

今も残っているのには

理由がある。

 

この事件があるまで

ディスコは普通に4時とか

5時まで開いていた。

 

六本木ディスコの全盛期!

 

スクエアビル

ロアビル

龍土町ビル

 

などに流行りのディスコには

人がひしめき

朝まで賑わっていた。

 

特にスクウェアビルは

細長いビル一棟の

全てがディスコである。

 

毎フロアー

音楽のジャンルや

ファッションの傾向で

違った内装や雰囲気の

ディスコがビル一棟である。

 

そしてそれらディスコは

当時どの店も朝の、4時、5時まで

開いており

 

青学、獨協大学、共立女子大、

など都内近郊の女子大生だった

私と友人たちは

 

朝まで踊ったり

していたものだった。

 

渋谷、新宿にも

ディスコはあったが

私たちは他には見向きもせず

六本木に向かった。

 

それが

その事件が報道された

翌日くらいから

突然警察がディスコの

取り締まりを突然強化するように

なったのだった。

 

人々が店内で

「踊る」ためには

風俗営業の許可を取らねば

ならない。

 

その場合には

0時までに

お店を閉めなければならない

と言うのが風営法の決まりだ。

 

これはキャバクラや

座っての接客がある店と

同じ括りである。

 

特別な地域においては

それが1時まで延ばされるようだが

基本は0時には閉店

しなければならない。

 

ずっとその決まりのはず

だったが

ただその事件までは

 

ディスコにおいても

他の風俗営業店においても

深夜の営業が

黙認されていたのだと思う。

 

1982年6月6日。

 

その日を境に

0時を過ぎると警察が

突然ディスコにやってきて

 

または他店などから

警察が来るらしい

と言う情報を受けると

 

それまで爆音でかけられて

いた音楽がストップされ

照明が明るくなり

 

帰ることを促される、

みたいなことが

起きるようになった。

 

店の人たちは

0時を過ぎると

いつ警察が来るかと

戦々恐々としていた。

 

店の人にとっても

早く締めれば売り上げが

立たないし

死活問題である。

 

ただし風俗営業の

店舗でなければ

0時を過ぎて

店が開いていても

なんの問題もない。

 

例えば人を踊らせたり

隣に座って接待したり

そのほかの決められた

サービスをする以外の店は

朝までやっていても

良いのだ。

 

そのような

風俗営業をとっていない店は、

実際はそれまで

グワングワンに

踊らせていたとしても

 

「ただ座って飲んでいましたよ、

踊っていませんよ」

 

みたいなテイを

警察が来た途端に作る。

 

これは小さい店では

可能だが、

 

当時流行っていた

大型店舗ではなかなか難しい。

 

本当は警察だって

わかっていたはずだろう、

実際は人を踊らせて

いたことを!

 

当時ディスコにハマって

いた私は毎晩のように

通っていたあちこちのディスコで

 

「警察が来た」

 

または

 

「来るよ」

 

と言う合図と共に

照明が明るくなり

閉店の準備が始まるのに

何度も遭遇した。

 

そして私たちの

なんの躊躇もなく

朝まで踊る、

 

と言うラグジュアリーな

時間はあっけなく失われた。

 

警察が来たからと言って

すぐにしょっぴかれる

訳ではないのが

世の中の面白いところだ。

 

警察は踊ることを禁じ

閉店を促すが

すぐに誰かを捕まえたり

営業停止にしたり

する訳ではない。

 

そこまで行くには

ある程度以上の

段階があるようだ。

 

そんな中

店が閉店の準備をする間

警察と店の黒服が

外で和やかに立ち話をしている。

 

そんな大人の世界の

不思議を眺めていた。

 

それがこの話と

どう関係あるのだろう?

 

それはこのディスコ中学生

殺人事件の犯人の犯行が

アキレス腱を切った

と言うところからだ。

 

当時私はそれを

人づたえに

「アキレス腱を切った」

ではなく

 

「足首の神経が切られ

歩けなくなった」

 

ところを襲われた、

 

と言うようなストーリーで

聞いていたのだ。

 

その時私が想像したのが

ぶらんと垂れ下がって

神経が通わず

歩く、立つ、と言った

足を動かす指令を受け取れない

状態の両足だった。

 

ひどく恐ろしかった。

 

人伝えではそれは

手首も切られたことに

なっており、

 

人はそんな風に

悪意を持って使われた

ナイフ一本で

 

簡単に身体の動きの自由を

失ってしまうのだ

 

と言うことを知って

衝撃を受けたのだった。

 

これが私が最初に

神経というものについて

意識した初めての

体験だった、

 

と言うのは

実は全く覚えていなかったのだが

 

この一連の物語を

書き出して

突如思い出したのだった。

 

(続く)

 

今日はここまで!

 

なんかちょっと

怖い話でごめんね。

 

でも私はこの話を

聞いた時、

 

恐怖と共にどこかで

 

「身体ってすごい」

 

と言う逆の印象も

うっすらあったのだった

と言うのを思い出した。

 

記憶って面白いね。

 

全然違う話を

書くつもりだったのに

勝手に物語に

導かれていく。

 

話したいことには

いつ辿り着くのかな?

 

とりあえず続くよ。

 

リハビリも

その先のことも

もちろん書くから

待っててね!

 

いつもコメント、いいね!

ありがとう〜!

 

励みになっています!!

 

✨

 

今日の物語の頃、

1982年頃。

 

20歳くらいの時の

写真を探したが

見つからなかったので

 

30歳くらいの時の

いつもは行かないタイプの

ディスコで撮られた

写真を貼ってみる。

 

当時iPhoneを持っていたら

どんなに面白かっただろう、

なんて言うことを

考える。

 

まだまだ続く。

 

✨

 

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