死にたくなったら肉を食え

まぁまぁ幸せに育った人が心理を語ると浅くてやばい。そういう人のこうすればいいのに、でうまくいく人たちがたくさんいるのは間違いないんだが、そうじゃない人たちはまるで自分が悪いみたいに扱われるのが嫌だね。もちろんその人の人生はその人の責任でしかないんだけど、傷が深いと自分ではどうにもならないような感覚に陥るものだよ。まぁまぁ幸せに育っている心理を語る人たちは、そんな人たちのことには興味がないし理解しようと思う気持ちは起きないから、今日も楽しく持論を展開し、それは必要な人を助けているからそれで良い。やった方が良いことを、やったら成果が出る事は死ぬほどあるけど、それを学んだからってやれるようになるとは限らないし、やれないからってするその人が悪いわけじゃないし、誰のせいでもない。どんな自分でも受け入れる、どんな自分でも愛する、なんていうのは口で言うほど簡単じゃない。自分を破壊したいほどの衝動や他人を傷つけたい気持ち、集合意識にはそのような無自覚なネガティブさがまだまだ溜まっている。そしてもし自分がそんな気持ちを自覚してきたとしたら、コツコツと自分を俯瞰し自分に対して慈悲慈愛の気持ちを育てながら、少しずつ命に向かって歩いていくんだな。その過程において絶望はいつも希望と隣り合わせで。そんなとこにあなたのアドバイスが入り込めるとでも思ってんの？余計なお世話はいいから自分の人生生きてくれ！なんて頭の中の独り言を眺めながら、闇を温かく抱きしめるつもりでここにいる。すべての傷ついた人たちよ、深く傷ついた人たちよ。誰にもその傷を触らせる事はない。また傷をなかったことにされることもない。だからといってその傷を守って生きろと言う事でもない。できる限り自分に優しくしながら、それには一定の厳しさも必要としながら、その傷の下に埋められてしまった宝を一緒に見つけていこう。一緒じゃなくてもいいし。ただ同じような旅をしている人はいるって言う事。そのことを思うことが助けになればいいが、人によっては自分を特別にしたいがあまり他の人も一緒だと言うことを受け入れることができない人たちもいる。なんでもありだよ。変な話、あなたが生きててくれればそれでいい。まぁ死んじゃってもいいし。何でもいいよ。何でも。

死にたくなったら肉を食え、と言いたいところだが、肉を食うにも生命力が必要。

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