浮いた藻のように人生漂ってます 〜トロントワーホリ記〜 -2ページ目

浮いた藻のように人生漂ってます 〜トロントワーホリ記〜

現在ワーホリでトロント滞在中。
主に日常のこと、これから渡航する人に向けた情報なんかをお送りしてます。
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イグアスの滝空港に帰ってきました!(前回の記事




さて、これからついにブラジルを出国します。

国際線なので少し早めに待機していたのですが、早すぎた模様。

チケットを見せると、そこの番人のお兄さん(イケメン)が「エスパニョール?」と聞いていた。英語とジャパニーズだけです。ごめんなさいというと、困った顔をしつつ「僕の兄は英語話せるんだけどなぁ。。ちょっとまってね」と、おもむろにペンと紙を取り出し、「OPEN 17:00」と書き、Okay?と上目遣いで聞いてきた。片言!!なんだギャップ萌だな!!全然オッケー!!さんきゅーイケメンお兄さん!



そしてしばしの間ベンチで待機していると、日本語を話すおばちゃんおじちゃんたちがわらわらと集まってきた。日本人にこんなに会ったの久しぶりだわ!!と感激して、つい隣に座ったおばちゃんに声をかけた。
なんでも、イグアスの滝やナスカの地上絵、マチュピチュなどを巡るツアーで来たそうだ。



おばちゃんたちの中に入りすっかり和気あいあいとした雰囲気になって(同年代より馴染む。。なんだこの感覚)、そのうちの一人が「よかったら日本の飴持っていきなよ~!失礼じゃなければ」とおばちゃんのポケットキャンディーの余りをもたせていただき、そのあともおかきやら干し梅やら「私たちはあとは帰るだけだから」と色々頂きました。笑
とてもありがたい。



そして高山病の話をしているとまた別の方が「私には合わなかったからよかったらどうぞ」と、なんと私が現地で購入予定だったダイアモックス(高山病の薬)を譲ってくださったのだ!!しかも充分な量。日本で処方してもらったそうな。
これは棚ぼたでした。ありがたく頂きました。





イグアスの滝空港はWi-Fiが無くて、待ち時間はブログ記事をオフラインで書いたり、スペイン語の本を読んだりしながら過ごしていました。


ブラジルの出国時、カウンターで入国時に書いた入国カードをパスポートとともに渡します。時間はかかりませんでした。出国はこんなもんか。ほんの十秒ほどで終了。





飛行機に乗り込んだらあとも、隣の方が日本人でした。ツアーに参加されているご夫婦で、なんでも旦那さんが退職されてからちょこちょこ旅行されているんだとか。
私も旅行好きな人と結婚します、といったら笑いながら絶対それがいいよ!と言われました。(切実)



そのあとも奥さんはとっても優しくて、私に大して細かな気配りをしてくださいました。

たった四時間ほどのフライトでしたが、久しぶりの日本人の感覚にリラックスできました。



そんなこんなで、次の国に到着!!
もうピンときた方は多いのではないでしょうか?




これにてブラジル編は終了です~(*^^*)
色々あった搭乗ですが(前回の記事)無事に次の空港に到着しましたよ。


トランジットの為だけに降り立った空港、それは「イグアスの滝空港」です。


イグアスの滝といえば、世界三大瀑布で有名ですね。勿論人気の観光名所であります。


私に与えられた乗り換え待ち時間は8時間。

8時間?はい、8時間。

1日の三分の一をイグアスの滝空港で過ごすとな?そんな!!勿体無い!!!




と、事前にちゃっかり空港から滝までどれほど時間がかかるのかを調べとりました(^ω^)ふっふ
結果、車でたったの10分の距離だということが発覚。これは行くしかない。



小さな空港でしたが、お腹が空いたのでおそらくこれが最後になるであろう、ポンデケージョを食べました。ケータイの充電しつつ。
ポンデケージョうま~ ほんと幸せ


それからバス乗り場を探すべくうろうろ。していたらタクシーのドライバーたちが客引きをしてくる。

バスが来る気配がなく、タクシーならいくらぐらいでいけるのかと思い話を聞いた。が、完全にNo Englishのおっちゃん。こっちも完全No Portuguese(^ω^) 50とかいってくる。宣戦布告か!なめとる!
とりあえず30に値切るがダメとかいう。車で10分の距離で?相場がわからないが高くないかしら。?

と疑いNo thank you、おとなしくバス停のベンチに腰掛けてバスを待っていると、隣に座ってきた同い年くらい?の男の人が英語で話しかけてきた。
ブラジル人だそうな。英語がずいぶんと達者だった。
で、その中に割り込んでくるのが先ほどのタクシー運転手のおっちゃん。30!30!といってくる。
ブラジル男子、「どこまで行きたいの?」と聞いてくるから「滝だよ~、さっき30まで値切ったのだけどこれって高いと思う?」と聞くと「いや、いい値段だと思うよ!バス待つよりいいかな。僕も乗るし、乗っちゃおーよ!」と一緒に乗ることになりました。


で、2人で乗り込みおっちゃんは滝へ向かう。「ところで何分くらいかかるの?」と確認の為に聞くと「ん~1時間はかかるかな~」と言われ、は?!調べていた内容と違う!
「10分くらいって聞いたんだけど?!ウソ?!滝だよ!」と言うと「カタラタス?fallsっていう市があるんだよ!僕はてっきりそっちのことかと思ってた。。」と言われ、
ええーー?!どこへ向かうの?!
と一瞬焦りましたが、ブラジル男子はドライバーに説明してくれ、無事入り口まで運んでくれました。
でも、ブラジル男子が「カタラタスだって知ってたら20でいけたと思うよ。。ごめんね」といわれ、いやいや、むしろ通訳ありがとう。これも経験か。としぶしぶ30支払ったのでありました。後から思えばもしかしたらこの人たちグルだったのかも?とちょっと勘ぐっているけれども。





さて、やれやれと滝へ向かったわけでしたがまずチケットを購入。$57.3BR(約¥1800)。滝まではバスで15分くらいかかるそうで、そのバス代とかも含まれてこの値段。まぁ日本の感じと大差はないですね。

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到着後空港でダラけていたのでやや時間を気にしながら。滝見るだけならトータル何分くらいかかるのかと聞きましたが、二時間だよと言われました。そんなかかる?!バカな。

入り口にはロッカーもありバックパックを置いてくことも考えましたが、行きしなのタクシー代を考えるとちょっと躊躇ったのでそのままサンドイッチスタイルで滝へ向かいました。






そして見た滝がこちら。

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でっか!!

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でっか!!!!!!



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に!!じ!!
ひゃーーーーーーー!!!




身震いがしました。
滝の迫力と高さ(下がアミアミだから見えるんだよ。。)と少しひんやりとした空気に。

ナイアガラの滝が好きで四回行きましたが、これは、ちょっと、比にならないぞ。。。(´-`).。oO



一人で興奮してわぁ~とか声に出してたら隣の人にニヤリとされました。写真撮りまくって大満足。しばらくその場を動くことができませんでした。



そうそう、そこらじゅうにアライグマ(しかも結構大きい)がいてゴミを漁っていましたよ。
小さいとかわいらしいけどなんだか愛らしさがなく無視しました。笑



日本語ではイグアスの滝と言いますが、ポルトガル語は「イーガスー」の「スー」の部分にアクセントがある発音です。イグアスなんていったら通じなかった。わは。
ちなみに、私が今回行ったのはブラジル側のみでした。





今まで見てきた滝ってなんだったんだろう。
そんな風に感じるほどのスケールでした。






さて、大満足したのでそのままさっさと引き返し、帰りはバスに乗りました。バスは$3.2BR(約¥100。行きの1/10!やっす!)。どこで払うんだろうか、お釣りとかないけどいけるのかしら?と思いつつバスに乗り込んだら、バスの中の乗務員さんに支払う方式で、ちゃんとお釣りももらえました。ほっ。



としたのもつかの間、止まるはずのエアポートを通り過ぎた!!おいー!


と思ってわたわたしてたら王子様のような格好をした青年が"Do you speak English?"と聞いてきて、うんと言ったらエアポートで降りるの?じゃあ押さないと!と降車ボタンを押してくれた。「次のストップになっちゃったけど歩いて五分で帰れるからね」
このバスに降車ボタンあったんだ!!とそこで初めて気付き、そして空気を読んで助けてくれた王子様(ブルーの王子様が来てそうなジャケットを着ていたんですもの)に心から感謝をしたのでありました。






一人でうろうろするとなにかと細かいハプニングが起こっておりますが、とりあえず再び空港にたどり着くことができましたとさ。




続く。
ブラジル編、終わりに近づいてきました!



出発の日、朝早いお二人を見送り私は飛行機の時間を待っていました。

サンパウロではUberがかなり普及しているとのことで、今回初めて使ってみることにしましたよ(登録済)




そしてそろそろ家を出ようかな、と思い、Uberをリクエストして外に出ようと









え?











鍵が開かない?





え?!は?!玄関のドア?!えええ





ということが起きて、パニック!

家の中に閉じ込められた!




落ち着け、落ち着け、と何度も鍵を開けようとトライするが、鍵が回らない。

そうこうしているうちにUberが到着を知らせてくる。いやいやいや。あかんです。無理です出られません。笑
ということで一旦Uberをキャンセルし、再び格闘するもどうにもならず。

これは予想外すぎてもう対処のしようがないぞ。。。ドアが開かないだなんて。。。


ガタガタしてたら同じフロアの人が助けてくれるかな?なんて思いガタガタしてみましたが(おい)誰も居る気配はない。家の中にフロントに繋がりそうな電話もあるけどポルトガル語話せない!チーン!お手上げ!


迷惑をかけたくなかったのだけど、どうしようもないから旦那さんに連絡して「玄関の鍵が開かないの」と言うと「時々起こるんだよね」と。そんなもんか。。。その時々よ、なぜ今起こる


で、どうしようもないので戻ってくるよと、旦那さんはすでに仕事が始まっているにも関わらず家に戻ってきてわたしを救出してくれました/ _ ;

外から鍵を開けると呆気ないほど簡単に開くんだよね。ほんとに申し訳なさすぎて、心の中で泣きました。



落ち着いてね、時間はたっぷりあるから大丈夫!飛行機も間に合うよ!僕が送って行くからね。
と、結局エアポートまで車で送ってくれました。・゜・(ノД`)・゜・。
学校を途中で早退した子供になった気分だった。。職場からわざわざ私のために。。。
申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいでした。




そして無事エアポートに着き、チェックインを済ましゲートへ。しかし手元のチケットのゲート番号は5なのに電光掲示板の番号は16。はて?




とりあえず電光掲示板の方を信じてそちらにいって、そこの係員に聞いたら「これは5番ゲートだからそっちにいって」といわれ、5番に行く。
で、5番に行ったけどやはり私のフライトは電光掲示板の表示上16である。



念のためもう一回そこの係員に確認すると、今度はちゃんとパソコンでカタカタと調べて下さって「16番だね」と言われました。結局そっちかい!!


たらい回しにされる気分を味わいながら、さっきの係員の視界に入る場所に座って待ちました。(小さな仕返し)




搭乗時刻になり、開始を待っていたら電光掲示板の表示が違うフライトに変わっている。さっきのさっきまで私のフライト載ってたのにー!



アナウンスによると次は2番に変わったからそっちに行ってね、ということだった。なんと。またしても。。


幸いそんなに広い空港でなかったから移動も楽だったのでよかったけど、朝からぐったり疲れました。。。まだまだこういうの楽しめる余裕はない。


そしてポルトガル語、壁が厚いわん。英語が少しでもわかってよかった、と思う瞬間でした。
さてさて、今回はブラジル編7日目ですよ。

最終日は友達夫婦の旦那さんが1日オフ、そして奥さんが半休だったので昼間からうろうろできると楽しみにしていたのです。
しかも天気は晴れ!私が来たときからずっと雨だったので、ようやくの晴れ間です!ハッピー!





午前中に旦那さんが独立記念の公園、
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そして移民博物館に連れて行ってくれました。
そしてそのあと奥さんの職場まで行って奥さんと合流したあと、職場の病院内を少し案内してくれました。


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これが病院ですよ!大学の校舎みたい!
雰囲気たっぷりでとっても素敵な建物でした。



それからお昼にハンバーガーを食べ、(写真ない。。ローカルのお店なんだけどNY発のあの話題のハンバーガー屋さんより美味しいと思った)それから高台に連れて行ってもらいました。

全部抽象的な表現ですみません。場所、明確にわかってないという笑
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この階段数えてたら200段以上ありました。もちろん景色は最高。最終日ということもあって、天気も晴れで、ようやくこの景色を見ることができたという達成感、感激モノです。

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降りるのは怖かったっす。屁っ放り腰で必死に降りました。



それから、そのあとサンパウロから南に位置するサントスという町に行きました。
ビーチがあるからそこに行こうと言ってきてくれたのです。

サッカーで有名な人の出身地だそうです。(名前すら思い出せない。。カタカナ2文字でペソとかロペとかそんな感じだったと思うんだけど。。(適当))サッカーに詳しい人なら多分感激するんだろうなと思いました。そういえば、日本にも三都主という選手がいたな、と的外れなことを考えていた無知の私。




ビーチはとっっても綺麗でした!!
着いたのがちょうど夕暮れ時で、海は感激するほどのブルーカラーではないけれど、少し水の張った波打ち際がキラキラしていました。

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それからしばらく海沿いの道を散歩して、ココナッツウォーターをトライしたことないという話をしていたら飲むべきだよー!と言われ、三人で飲みました。

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マズイという噂しか聞いたことなかったからどんなもんかと思っていたけど、美味しいもんではなかったです。冷たかったから飲んだけど、ぬるかったら飲めないだろうなと思ったよ。。
ただ、見た目の南国感は最高だよね!




そして夜ご飯は旦那さんの友達の日本人が経営しているというラーメン屋さんに連れて行ってもらいました。


旦那さんの友達夫婦も一緒に五人で(*^_^*)
ラーメン屋さんは期待してなかったけどやっぱり期待してなくてよかった味だった。びっくりするほどまずかったけど美味しいですか?と日本語で聞かれたら美味しいっていっちゃうよね~(こういうところが日本人)

味はともかく楽しい晩御飯でした(*^^*)相変わらずポルトガル語はわからないけど!






家に帰ってきて、ついにパッキング。
というほどの荷物はないですが、ほんとに寂しい思いでいっぱいでした。
友達夫婦が「ここはウタの家だからね!またいつでも来ていいんだからね」と何度も言ってくれて、何度も来てくれてありがとうと言ってくれた。
何もかも頼りにしっぱなしで世話を焼いてくれたのはこの2人なのに。感謝してもしきれなくて、もどかしい気持ちになりました。



精一杯のありがとうを伝え、これがブラジル最後の夜となりました。
友達の家に居候させていただいております。

はじめお世話になっていた友達宅では、ファミリー総出でお世話してくれて、特に友達のお母さんが本当に親切にしてくれました。
お別れの日に「あげたいものがあるの。ウタが私たちのこと忘れないように」と、なんとブラジルの石を使ったブレスレットを頂きました。サプライズだったから、嬉しくって同時にお別れを実感して寂しくなってしまって大泣きしてしまいました。
今度は家族でおいでね、とまで言ってくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
パパもママも仲良しファミリーで、本当に素敵なおうちでした。

最終日は日曜日。日曜日にはマーケットが開かれるのよ~と、隣町のマーケットまで連れて行ってもらいました。

そこで人生初、サトウキビのしぼりたてジュースを飲みましたよ~。
(写真なし。すみません。)見た目は緑っぽいかんじで、青臭そうな色をしていたのですが飲んでみたらビックリ!あまーーいけどわりとさっぱりしてる甘さで美味しかったです(*^_^*)

それから、ブラジルのお酒も沢山試飲しました。
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ブラジルのお酒はサトウキビから作られるんだって。飲んだらアルコール度数高そうな感覚だったけど、飲んだ割に全然酔わなくて自分でもビックリ。
普段はビール半分飲んだら顔が赤くなるほど酔うのですがね。。。
こういうお酒なら血行が良くなって身体に良さそうだと思いました。





そしてそのあと向かったお祭り。
6月の週末限定のお祭りだそう。

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エントランスはこんなかんじ。




中には屋台が沢山。賑わっていました。

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お昼ご飯にブラジルのソーセージが挟んであるサンドイッチを食べました。

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ジューシーで美味しかった。
$15BRだった。日本円で¥460くらい。ブラジルはそんなに物価安くないです。


お金の感覚が掴めなくて、やむなく日々のレートで違う国のお金に換算してくれるアプリをダウンロードしましたよ。
素晴らしいこのアプリ。役に立つわぁ。







旅の情報を載せようかと思いましたが、詳しく書いてくださってる方が沢山いらっしゃるので私は自分の旅行記を気ままに残していこうと思います。


ブラジル編、もう少しだけお付き合い下さいね~ニコニコ