おなかぽっこりの原因が背骨にあると知らない方は結構多いなと感じます。
デスクワークで下腹あたりのもたつきを気にされている方は一度背骨について修正していくといいと思います！
【腹腔（お腹の部屋）を家に例えるならば…】
・背骨の多裂筋・・・柱
※いわずとも有名な支えとなる主役。
・横隔膜・・・屋根
※腹腔と胸腔を二分するコネクションの筋肉。骨盤底筋や足底くらい大事なんだけど一般的にマイナーの印象。
・腹横筋・・・壁
※上部、中部、下部により体幹支える対象が異なる。伸び縮みの機能が必要。超コルセット筋。高いコルセット買う前に鍛えるべし。
・骨盤底筋群・・・床
※前から後へ向かうもの、後ろから前に向かうもの。両者を同時に使うもの。ザクッと分けて3層で構成され、12個の筋肉により成る。
これらが腹腔内圧を支える土台となる。
ピラティスではこの四つを【パワーハウス】と呼ぶ。
『エネルギーの源』であり、パワーハウスの出力が軸となり身体の動きをつくることで、フィジカル面で、
・疲れにくく
・しなやかで
・痩せやすい
という理想の、幸せな身体となる。
ピラティスでは『マインド・ボディ・スピリット』を原理原則として大切にする。ボディ（フィジカル面）だけでは悩みが改善しないこともある。
身体面から、心理面、精神面へコントロール支配をつなげていく事が可能であり、つなげ方が重要だとしている。
用法、用量はどんな時も守りたい。
また、立位ではこれら４つのパワーハウスに加え【足底筋群や大腰筋】の役割が需要度高めに加わる。
最近私は足底や大腰筋について、第五のパワーハウスだと考える。
これらは運動時に連動的に作用しあい、互いの出力を高める事が可能。
足底の感覚センサーを高める事で、地球の反力を借りてくることが出来る。
１G「重力」のかかり方を上手に身体に繋ぐことが理想の身体であることに間違いはなく、
どんなに動いても自分の力だけではないので、身体を軽く感じるようになり、美しく姿勢が保たれ、元気になる。
重力を分散していく事が、美容的にも重要。
いわゆる「引きあがっている状態」になれる。
・顔が引きあがる
・お尻が垂れない
・二の腕背中が引きあがる
トレーニング的には【引きあがっている】状態のことを
『筋肉の弾力が理想の状態』とする。
例えば、カチカチになっている（筋肉皮下組織の拘縮）状態の所は
美容的にいう【ハリ・弾力】が低下しやすい。コラーゲン・たんぱく質などのターンオーバーが促されにくく、エイジングを早める原因ともなる。
例）お腹、顔、お尻、二の腕等。
パッと見で、
「弛んでいる、私のおなか」
と思っても、筋肉や組織は【カッチカチ】になっている。
そう、
見た目と中身は、相反する事が往々に起きる。
コルセットや自動運動なしの着圧系で血流を制限すると、さらにターンオーバーが抑制されるため、アンチエイジングの為には
リラックス時にあまり締め付ける下着を含む着衣はお勧めできない。
（※短時間着圧＆運動をセットした運動療法方法もある。こちらは問題ないどころか筋活動改善に貢献する）
さて、お腹もそういう事で、
◉背骨を構成する【多裂筋】を活性化することで、コルセットの位置が改善。勝手にお腹のインナーマッスルコルセット筋を働く状態に維持する事が出来る。プライスレス。
◉骨盤低筋群を活性化することで下部横隔膜の働きが改善しぽっこりお腹の改善に。
◉横隔膜（特に後部）呼吸を促すことで、大腰筋の上部が活性化お腹やお尻が引きあがる。
みたいなロジックを楽しくワークさせていく事に長けているのが『ピラティス論』なので、
繋がると楽しいし、コントロールしている感、自分が自分のオーナーだという感覚が増し、自分と仲良くなれます。
また「足の裏から感覚を呼んできて」などの誘導方法もスタジオでは良く使う手法となります。
是非パーソナルの体験レッスンを受講してください。
ご来店の難しい方は
◉パーソナル【SOU】
◉グループ【BMP】
両方オンライン受講が可能です。
オンラインでも、すこぶる身体が美しく変わっておられる方が続出で自粛期間に『６ｋｇ減量に成功』なんて方も！
最初は毎日2本以上レッスンを受講、有酸素も取り入れていくと、食事にも興味が沸き、薬膳なども学ばれたＮ様。
今度は自身の経験を活かしつつ、ＢＭＰ指導メンバーにもチャレンジされる予定です！
最近思うのはピラティスを通して【身体の感覚に繊細になる】事が、
【自分の本当に必要な適量】を知ることになり
減量などに繋がるのではないかな？と思います。
クライアントの方でダイエットに何度もチャレンジしても上手くいかない方は目的が不明瞭な場合が多く、『本当は痩せなくても大丈夫』だとどこかで思っていることもあります。
また『本当は痩せなくても大丈夫』だと思っていることは悪い事ではありません。今の自分の声なので大事にしていいと思います。そこで何かのバランスを取っている可能性が大きいので。
【身体の感覚をあげる】事は自分を大事にすることです。
自分を大事にすれば適正体重に近づいていきます。
【モデルさんみたいなＢＭＩ15のボディ】を目指すのは自分の適性では無い場合があり、どこかでバランスを崩す恐れがあるので他人と比べない方が安全です。
『痩せて綺麗になりたい』
『痩せたいのに食べちゃう』
のダブルバインドに陥るのは両者に共通する
『痩せてきれいになって皆に褒められてかわいくなって認めてもらって幸せになりたい』
『食べることで美味しい～幸せ～その時目先の幸せ～ってなりたい』
イコール、幸福追求権の行使。みたいなことかなと思いますが。
幸せの定義は、人それぞれ違っていい事、
身体をハッピーにするためにピラティスやった方がいい事
を思い出すといいかなと思います。
生理学的に幸せな状態とは『セロトニン』がドバドバ放出している状態なので血糖値上げて、朝日あびて、音楽聞きながら歩くなどのリズム体操すれば放出が、ある程度うながされます。
など多角的に、幸せの位置を感じとれると、勝手に痩せて綺麗に
、ちょっとハッピーになるかなと思います。
まずはレッスン体験から是非！
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上半身の気になる方は、すぐにできるのでやってみてください。
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