field staf 庄司貴生
岩手渓流レポート
雪代の影響はこの時期にくると北上山脈水系の河川ではあまり心配はないのだが何日か前に降った雨の影響で水はクリアなのだが若干増水気味。
おまけに峠を越えてきた時の気温が前日から一気に下がって不安要素はあったが新規開拓というのもありそのままその川に入川する。
これだけ歩いててもまだまだ岩手県内行けてない川があるんですよ笑笑
広すぎる( ̄∀ ̄)
地図で確認していた魚止め堰堤まで1km程釣り上がる!
水位が高いせいでなかなか思った釣りが出来ない中でもヤマメ達が顔を見せてくれる。
魚止めに着く。
これからが本番と思い林道のない沢の奥へと進む。
バックウォーターはいつかの大水だろうすっかり土砂で埋まっていた。
まずはヤマメの魚影を確認したい!
土砂で埋まった雰囲気のないポイントをスルーしながらようやくふところのあるポイントに。そういったポイントを3.4ヵ所撃つも魚影は確認できない。
いないのかなぁと思っているとようやく20cm程の綺麗なヤマメが。
ヤマメがいるのを確認!
数は少ないものの色濃い個体のヤマメ達。
こういう個体の尺上が釣りたいんだよなぁと思い川へと戻す。
しばらく釣り上がると日当たりの良い淵に着いた。
淵と言っても最深部で1m程。
センリガンをキャストし渕尻の駆け上がり付近に来た時モヤッと何か動いたような気がした。増水気味でハッキリとは見えなかったが確かに!
同じトレースラインをもう一度。
やはり動いた!
しかしバイトまでは至らない。
その後4、5投したが状況が変わらないのでナムサン5にチェンジ!
センリガンのヒラ撃ちからナムサン5のスライドターンのアクションに期待して。
2投目ナムサン5が綺麗にスライドターンしてその駆け上がりに差し掛かった時バイトしてひっくり返ったヤマメの腹が見えた。
デカいかも!
ネットにおさまってくれたのは沢のヤマメらしい雌の尺上!
まだサビの抜け切らない魚体には腹にびっちりのマダラ模様と雌らしい見事な尻ビレ。
閉ざされた区間で交配を繰り返している個体ならではの容姿だと思っている!
開拓大満足です!
今回のパターンのようにセンリガンからナムサン5。
真逆のアクションのルアーを使う事で急に反応が変わることも!
今私が向き合っているフィールドに関して言えばとりあえずこの2つのルアーがあれば何とかなるような。
でもこれがゴールではないと思っているのでまだまだルアー開発進めていきます!
そろそろビーフラットも発売ですよ〜!
さぁて今シーズンもまーだ始まったばかり!
お互いお目当てのトラウト探しに会いに行きましょう!
ロッド アバンギャルド45
リール ZEBCO3
ルアー センリガン、ナムサン5
ライン 月下美人4LB