最近晴れてくれてホントに嬉しい。
が、しかし、この時期は毎年アレルギーに悩まされる。
相変わらず医師に紹介を受けたアレルギーテストやってないんだな。
$410っていうのと電話予約のみというのがもうなんかめんどくさくて…
とにかくまた目の周りが痒くてアイメイクお預け状態。
さて、アレルギーシーズンということで、抗ヒスタミン薬にお世話になる日々がやってきた。
薬嫌いなので正直嫌なんだけど、これ飲むだけでティッシュの使用量が全然違うんだよなぁ。
ここ数週間風邪ひいたんか?っていう勢いでゴミ箱がティッシュだらけになってたので、重い腰を上げて抗ヒスタミン薬飲んだったわ。
ところで、オーストラリアの抗ヒスタミン薬って何を買えばいいの?と、思っていらっしゃる方もまぁまぁいるかも知れない。
日本ではいつもこれだったけど、こっちに来て何買ったらいいかわからないという事ってかなりあるんじゃないかな?
かくいう私も最初は分からなかった。
そんなわけで、日本のこれはオーストラリアのこれだよっていうのを紹介して行きたいと思う。
日本で抗ヒスタミン薬といえばアレグラだろう。
一時帰国した際に、妹に「姉ちゃんとりあえずこれ飲んで」って渡されたのが、このアレグラだった。
日本のアレグラは1日2回飲むようになっていて、有効成分が一錠60mg、つまり二錠で120mgだ。
私はこのアレグラをオーストラリアで探していたけど、アレグラが通じない。
カウンターで何回「あれーぐらぁー?あれぐらぁ??」と言ったことか。
このアレグラというのは商品名で、オーストラリアはこの名前じゃない。
ちなみアレグラちゃんという女の子の名前だったりもする。
カウンターのお兄さんに「この薬(ドラッグ)自体の名前を知りたいんだけど?」と、言われ、何とか探し当てたら、
こんな感じで出てきた。
アレグラの正体はフェキソヘナジンという薬なのだ。
オーストラリアではTelefastというのがメジャーで、他にもジェネリックが出ている。
そしてジェネリック薬には商品名ではなく薬そのものの名前が表記されている。
もちろん、フェキソヘナジンはこのAPOという製薬会社の他でも色々出ているんだけど、ご存知のようにジェネリックの方が若干安い。
アレグラが一番好きだった方は是非このフェキソヘナジンを覚えておいていただくといいかもしれない。
よく訊かれることとして、フェキソヘナジンは皆さんが心配する眠気が起きるとか、運転が出来なくなるという事はほぼないとのこと。
こういう眠気等が起きない薬を英語ではNon-Drowsyなんて表記される。
このフェキソヘナジン、オーストラリアでは1日一錠で、しかも一錠に180mgのフェキソヘナジンが含まれてるので、日本で市販されてるアレグラより3倍強い。
処方箋の方はちょっと定かじゃなくてすみませんけど、とにかくオーストラリアの薬はほぼ日本の薬より強い。
他の代表的なNon-Drowsyの抗ヒスタミン薬もついでに紹介しておこうと思う。
私は日本語でどんな名前で販売されてるのかを後になってから知ったんだけど、このクラリチンはオーストラリアでもほぼ同じ名前のClaratyneとして売られている。
有効成分はロラタジンという名前で、英語ではLoratadineなのでフェキソヘナジンよりは読みやすいと思う。
しかも有効成分の量も10mgで日本でもオーストラリアでも同量、一日一錠で済む。
そしてもう一つメジャーな抗ヒスタミン薬といえば、Zyrtec=ジルテック。
オーストラリアではこれをザイルテックとかズィルテックとか発音する人がいるけど、薬剤師曰く「ズィルテック」の方とのこと。
Zyltecは、セチリジン(という薬が有効成分になっている。
もしかして、日本で市販はされてない?
調べるとなんかそんな感じなんだけどどうなのかな?
ただし、このジルテックにはNon-Drowsyという文言が一切書いていない。
そして、同時に車の運転をしないようにとも書いていない。
この薬はスーパーでも買えるものなので、特にその辺は心配なさそうだけど、もし心配であれば薬剤師に相談するべき。
この3つでどれが一番強いのか?というのもかなりよく訊かれる。
日本では、フェキソヘナジン>ロラタジン>セチリジンという感じで説明されてるサイトが多いんだけど、オーストラリアの薬剤師曰く、そういう事ではなく、薬剤が違うだけで効き目は似たようなものとの話。
もしテレファストで効かなかったら、クラリチンを、クラリチンが効かなかったらジルテックを…との話だった。
日本ではこんな風に言われてるからそうなのかな?と思ってたけど、オーストラリアでは違うみたい。
んー。
と思ったりもした。
だからこっちの薬局店員の中にテレファストが一番強いとか言う人がいたり、色々バラバラなのかな?と思った。
もっと強いのは眠くなる。
ポララミン、フェナーガンなどご希望の方は、写真付きIDをお持ちの上、薬剤師カウンターへ。
色々心配なことが有ればなんでも薬剤師に訊くといいと思う。
私の個人的な意見だけど、GPとかより薬剤師の方がこういう質問とか丁寧に答えてくれる人が多い。
お知らせ
新しい動画やっと出しました。
前回の続きです。
今回に動画はバンダバーグ蒸溜所を訪れた模様や購入品紹介もしてまーす。
相変わらずゆるい感じですが、是非ごらん下さいね。