薬局で働いててふと思う。
オーストラリアはホントに胃腸薬のバラエティーが乏しい。
制酸剤はまぁまぁある。
っていうか胃薬って結局は制酸剤なのか?
うちに日本で買った胃薬があって、部屋の整理をしてたら出てきた。
全然飲んでないし、もう期限切れてるんだけど、何が入ってるのかなー?って興味本位で見てみたら、これにもやはりこっちでポピュラーな重曹やらの胃酸調整剤が入ってた。
それプラス漢方とか銅クロロフィルって言って緑の色のやつ。
この銅クロロフィルは胃酸で荒れた粘膜を修復する効果があると書いてあった。
こういうのないよなぁ、オーストラリアは。
なんかもうネキシウムかGavisconかみたいな感じかな?
お腹がキリキリと攣るような痛みはブスコパンで、英語だとバスコパンって感じで発音される。
ちなみにGavisconの液体はホントにまずい。
私の主観だけど、ちょっとキツイ。
ベリー味とミント味があるんだけど、私には対応できない味と匂いだった。
歯磨き粉の中に湯の花のような硫黄の香りがする…そんな感じ。
でも胸焼けに一番即効性があるのはこのGavisconのリキッドらしい。
去年働いてた某ドラッグストアで、ケーキを食べた後どうもお腹の調子が悪くなり、それで薬剤師からこのGavisconを勧められた。
飲むのに一苦労したよ。
吐きそうだった。
っていうかその夜吐いたんだけどね。
なんか多分お腹痛くなったのとか吐いたのはアレルギーかも知れない。
抗ヒスタミン薬をのんで寝たら良くなったし。
オーストラリアには漢方というのは普通には売ってないし、日本のようにハーブ+西洋薬みたいなのもみた事ないな。
一応、ハーブ系のお薬は薬局でも売られている。
けど医薬品という括りではない。
例えばこのIBEROGASTという胃腸薬。
妊娠、授乳中の人は避けるように注意されているんだけど、この薬というか薬の括りじゃないから薬とは言えないんだけど、IBS持ちの人の胃腸の不快症状全部に対応するみたいで、薬剤師絶賛の一品だったりする。
私はまだ試したことないんだけど、IBS持ちなので、いつかなんかお腹の調子がどうにも良くない時に試してみようかな?