先日動画の編集をしてたら、通信会社オプタスからメールが来て、契約の変更ありがとうございますとか何とか書いてあったから「は?」と思ってメールを開けてみたんだよね。
見てみたら、私の「長期利用者永久特別割引」的なやつが勝手にキャンセルになって、月$49のプランに変更されてた。
私のその永久特別割プランの料金は月$35で、30GBくらいが割り当てられてたと思う。
もう使用ギガ数気にしなくなって久しいので、はっきり覚えてない。
まずこの「長期利用者永久特別割引」と勝手に私が名付けた契約になった所から話したい。
これになる前まで、携帯代(スマホ購入縛り契約)+家で使う用のモバイルWi-Fiで合計140ドル程度、そしてデータ量はなんとたったの20GB!!
今から考えたらなんてボッタ栗!🌰
しかもある時期からいきなりモバイルデータの使用量がどんどん足りなくなって、毎月追加GB分を支払うハメになったりしてた。
外にいる時は出来る限り公共のWifi使ったり、アップデートは携帯の回線を使用しないとか、インスタやFBのタイムラインで動画がある時は勝手に再生させないようにするとか、そういう努力してたのにもかかわらず、毎月追加ギガを支払ってた。
🔺掘り出してきた5年前の記事
追加した側から一瞬で消えたこともあったりして、最高で月$200払った事がある。
毎日毎日オプタスのアプリ見て、使用ギガと睨めっこだった。
まさにアレこそノイローゼになりそうな出来事で、どうしてあんな風になってたのか、未だに理由がわからない。
そんなわけで、思い切って月$65のケーブル回線を引くことにした。
そうすれば少なくともデータ使用量には怯えなくて済むし、支払い額も安定する。
この支払い料金が安定してるのって、収入が安定してるのと同じくらい大事だよね。
🔺この話もぜひ読んでね🎵
ケーブル回線が通ったら、モバイルWi-Fiを解約する様にオプタスショップの人に言われ、それを実行するためにコールセンターへ連絡した。
と言うか、最初はチャットだったんだけど、当時はまだ性能が良くなくて、結局電話で連絡が来たっていう流れだったんだよね。
この時に電話口で
「あなたは長期利用者なので、今日から特別割引が適用されます!今この電話でのみのオファーですよ!店頭でもネットでもこのオファーはありません!」
と言う感じで言われたんだけど、長期利用者って…?
2015年から2018年ってそんなに長いか?
なんてモヤっとしたりもした。
でも今考えたら、当時オーストラリア国内でも格安SIMが出てきて、どんどん勢力拡大してた時期だったから焦りもあったのかもね。
そしてあの時オプタスさん、
「よっぽどの事がない限りこの契約は変わりません!」
…って言ってたんだよ。
それが変わってしまったわけだよ。
よっぽどの事って何があったのか?
私の頭の中の隅っこの方に、やや見切れた感じで、
※予告なくサービス終了する場合もございます。
という小さなテロップが浮かんだ。
なんか最近、日本の90年代後半のような不景気のさざなみをオーストラリアで感じているんだけど、これもそういうアレなのかなー?なんて思ってたんだよね。
そしたらまたオプタスからメールが来て、今度はiPadの方の契約が今までの$10から$20になるけど、その代わりデータ量が増えるって内容だった。
最近全然iPad使ってないし、データも別にそんなに要らないし、兎にも角にも値上がりが不服なので、オプタス自体を解約しようとスマホを鷲掴んだ。
その時ふと見たスマホ画面の右上が…
おりょりょりょ!!!
5じぃになってんじゃん!👴🏻👴🏻👴🏻👴🏻👴🏻
ふむ。
よっぽどの事=5G
って事か?
まぁ…原油も野菜も卵も値上がりしてるから、なんだかんだこうして色々値上がりするのは仕方ないか。
と、自分に言い聞かせていた時に、今度はすかさず請求書が来た。
ごごごごじうきゅうううどるぅぅうう?!
内訳は$49+$20-$10=$59 という事らしい。
私のスマホの方の契約が、長期利用者の気持ちを汲んでなのか$39に値引きされてた。
んーなるほどぉ
って、こんなんで騙せると思うなよ?!
ここでいきなり$15くらい変わるってなんか不愉快。
これだったらもう別に格安SIMに乗り換えで全然いいじゃん。
とりあえず、もう今回こそオプタスやめるぞ!って気持ちが固まった。
そんなわけで、色々調べた結果、オプタス5Gの回線を使えるアメイシムが一番いいように思えた。
しかし、卵が先か鶏が先かじゃないけど、解約が先か、アメイシムを契約するのが先か?みたいな事を考えてしまい、なんかちょっとめんどくさくなってしまった。
というか、スマホの契約は$39なわけだし、データ量も30GBあるわけだし、まぁこれだったら別にわざわざアメイシムにしなくてもいいか!ってことで、結局iPadの契約をやめるのみに留まることにした。
そんなわけでオプタスのアプリからチャットをする事に。
まぁ、私の英語がド下手くそなのは置いといていただいて…
詳細ありがとうございます。
お客様が合計請求額でお悩みの件、承知いたしました。
お客様は長きにわたりオプタスをご利用いただいているので、他に何か良い方法がないか確認させて下さい。
的な返事が来た。
なんかもう、どぉおおおしても、どぉおおおおっっっしても、解約させたくないんだね。
どんな事してでも契約件数維持していたいんだね。
数字大事だもんね。
わかる、わかるよぉお。
私販売員だし。
…なんて思ってたら、返事が来た。
このプランに紐づいてるiPadは、SIMのプランが必要なようです。
お客様は$20のデータプランをご利用中です。
ご贔屓いただいているお客様には、私の方から今後1年間$10の割引を提供させていただきたいと思っておりますので、月々のお支払いは$10になります。
いや、だからiPad使わないって言ってんだけどね。
使わないって言ってるiPadに$10払わせるの?
ざけんなよ?
そんなわけで私は、
「$10ディスカウント考えてくれて嬉しいけど、使わないから解約したい」と、再度伝えた。
すると今度は、じゃあ$15オフで!!と始まった。
つまりiPadの契約は月$5になる。
合計請求額も$39+$5=$44になって今までより1ドル安い!
さらにオプタスさん、携帯の方のプランはもうすでに割引になってるからこれ以上割引けないけど、月100GBのモバイルデータで国際電話、ショートメッセージし放題にします!とか言ってきた。
ちなみにこれは現存する学生用のプランだったりする。
そうかそうか。
うんうん、よく頑張ったな、オプタスの中の人よ。
そんなわけでもう一年だけオプタスに留まってあげることにした。
来年またこんなやりとりをするのかもね。
しかしオーストラリア社会というか欧米社会がそうなのかもだけど、
求めよ、さらば与えられん!
っていう言葉が所々で響き渡ってるよなってつくづく思う。
この言葉の意味は説明しなくてもわかると思うけど、欲しい物があるなら与えられるのを待つのではなく、自分から積極的に求めろ(動け)!という事だ。
もちろんモノだけではなく、オーストラリアでは日常のいろんな場面でも当てはまる言葉だと思う。
日本と違って空気を読んだり察する文化がないから、能動的に動く必要は日本より以上に多いように思う。
オーストラリアでは日本より以上に、仕事でも日常でも、自分の要求は自分の言葉で伝える力が求められると感じる。
求め方もしっかり建設的、具体的である必要があって、よくある話
“I'm hungry”(私はハングリーです=お腹すいた)
というと、
“Oh, I’m Your Dad”などと返される(わざとハングリーさんという名前として受け止めて自己紹介し返すジョーク)という親父ギャグがあるんだけど、「腹が減った」との言葉を放ったとしても、あなたの求めてる「何か(食べ物)」にはつながりませんよっていういい例だと思う。
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私もよく”I'm hungry”って言うんだけど、D猫に自己紹介され、握手までされる。
ま、そんなこととか色々と、改めて今回のオプタスの件はなるほどな…と考えさせられた出来事だったよ。
動いてみたおかげで1ドル安くなって、要らねーのに100GB&国際電話し放題ついてきちゃったしね。
こんな感じで次は電気代もなんとかなんないかリサーチと交渉かな。