発達障害に対する「理解」。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

子供の癇癪自体は子供なら誰しもが経験することで、

発達障害の有無とは関係ありませんが、

発達障害の子供の場合は、世間一般的な癇癪とは

次元が違ったりします。

 

壁や床やテーブルに頭付きをしたり、

わめきながら頭を掻き毟ったり、

床の上を転げまわって泣き叫んだり、

子供に対する躾がどうとか、

子供の我がままがどうとか、

そんな次元では無かったりします。

 

正直、周囲からドン引きされたりします。

目の前の親子に突き刺さる、周囲の冷たい目線。

私たちは実際に経験してきたからこそ、

そのような場面に遭遇しても察する事は出来ますが、

そうでない大多数の人たちにとっては、

到底理解できないだろうなと、分かっていても

悲しい気持ちになります。

 

子供たちも成長するにつれ、

出先での癇癪も次第に減ってはきましたが、

昔は子供を抱きかかえて逃げるように

その場を立ち去るしかない事も多々ありました。

 

子供たちは、落ち着いた場所でそっと見守ってあげれば

次第に落ち着きを取り戻します。

でも、赤の他人から見れば見守りと放置は同義でした。

 

昔とは違って今は、周囲に対して、

「発達障害をもっと理解してほしい」

とはあまり思わないようになりました。

 

たとえ家族であっても、たとえ我が子であっても

理解どころか、受け入れる事も難しかったりする現実。

ましてや、赤の他人に理解を求めるとなると

決して簡単なことではありません。

 

理解してほしいという気持ちが強ければ強いほど、

周囲からは敬遠されてしまうのではないか。

そんな気がするのです。

 

願わくば、

温かい目で、そっと見守って頂ければ、

それだけで、十分です。

 


 

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