「学校に行かなくてもいいよ」
子供にそうアドバイスするのは簡単ですが、
学校に行かない事に対する責任を負うのも、
学校に行かない事に対する不利益を被るのも、
その子自身です。
アドバイスする側は、何の責任も負わないのが現実。
そして、その事を一番よく理解しているのは、
その子自身だと思います。
「誰も何も分かってくれない」という言葉は
そういう意味だと、私は思っています。
悩んでいる子供を、無理矢理にでも
学校に行かせようとするのは論外ですが、
子供を安心させるためには、もう一歩先に
踏み込んだ声掛けが必要なんだと思います。
「学校に行かない」という選択肢は、その子の
心身の安全を守るための緊急措置であって、
大切なことは、その先にある筈です。
選択肢を失った子供は、追い詰められ
次第に夢や希望を失っていきます。
学校に行くか、行かないか、
生きるか、死ぬかの
両極端な、二者択一。
子供をそこまで追い詰めてしまったものは
何なのでしょうか。
もっと自由で、安心できて、将来に希望がもてる
選択肢は他にないものでしょうか。
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