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ステップあやです。

 

セクシー田中さん、というドラマが始まったころ

 

クライアントさんの方から

 

自己肯定感の低さや
こうあるべきの価値観に悩んだり

世間の”ふつう”と違う生きづらさなどの繊細なテーマが

重くなりすぎないようコメディタッチで描かれていて、
凄くいいドラマですよ

 

 

って教えてもらって、私もネットでだけど見てたんだ。

 

 

 

 

そしたら、先日原作の漫画をかかれた

芦原さんが、命を絶ったというニュース・・・

 

本当にショックでした。

 

 

その前の一連のニュースでも

 
原作を変えない条件でドラマ化OKしたはずなのに
自分の原作と違う脚本になっていて
ご自身でが修正に修正を重ねていて大変だったこと、
 
 
最後の2話は、他の仕事の締切に追われながらも、
自分が専門ではない脚本をみようみまねで
がんばって書いて自分の作品を守ろうとされていたこと、
 
最後の2話は自分で脚本を書かざるをえなかったとうこと、、

 

でも他の締切も抱えていて
納得するものにできなかったというご本人の思い、

 
丁寧に書かれていたのも、読んでました。
 
 
 
そして
 
そこまで自分の心身と時間を削って
自分の作品を守ろうとしたけれど
周りに歩調を合わせない困ったさんが芦原さん、
 
のようにネット上で関係者の方に言われてしまっていたのもみました。

 

。。。

 

 

悲しかった。

 

自分が出版した時のこと、思い出してしまいました。

 

 

 

このブログが大手出版社から書籍化された時のとき、

 
そして幻になったけど、
とある出版社から第三段が出版されることになったとき
(その話は結局流れたけれど)
 

似たようなことがあって。

 

一冊目は、このブログの主要記事を書籍化しましょうとお話しを頂いて、二冊目は、栄養学と体験者としての私のメッセージに横倉医師との見解で裏付ける本にしようというお話を頂いて、それぞれ出版が決まったのですが
 
 
どちらのときも
出版社から最初にあがってきた原稿は、
私の内容と違うものになっていたため、
 
徹夜に徹夜を重ねる毎日で
全部私のメッセージになるように書き直しました。
 
 
※だから本なのに、プロの校正が締切までにまにあわなくて、誤字脱字があります💦
 
 
 

幻になった三冊目の出版が決まった時も、

『あやさんのメッセージを伝える本』を作りましょう
と言ってくださっていたけれど
 
いざ、企画が通って本づくりが始まったら
 
やっぱり私がいないところで
どんどん私のメッセージが、
私が最も嫌な内容に作り替えられていって。
 

 

私の意見はそうじゃないと伝えても

出版社の思う「こうすれば痩せる」
「痩せたら幸せ」的なふつうのダイエット本の内容に
私がいないところで、作り替えられていて。
 
私が思ってもないことが

私の考えとされて

私の名前で世に出される、

 

その作業が私の知らないうちに進められていくのは、とても悲しく怖ろしかったです。

 

私は売れればいいと思えないので出版とりやめになりました。

 
 
 
 
ドラマ化の場合はテレビ局、
書籍化の場合は出版社、
 
ひとつ作品を作るためには
作者だけじゃなくて、色んな方面のプロの方が

「いい作品にしたい」と思ってくださっている、

 

それはわかる。
 
わかるけど、。。
 
 
私の名前で出る私の作品が
内容が私の意見や思いと全く違う形に変えられていくのは
やっぱり耐えられない。
 
 
それを阻止するために
自分の意見にで書き直すんだけど
 
出版関連のほかの皆さんを待たせて
迷惑かけているのも分っている意識もある中で
徹夜を重ねて書き直すしかなくて。
 
 
そんな時に
 
締め切りだからあやさんの意見と違ってても
そのまま提出してください、って怒られて
応援してくれる人がほぼいなくて。
 
「出版してあげてるのに」
「わがまま」

 

そんなことを言われたこともあったし、とても孤独だったのを思い出しました。

 

 
 
※二冊目の、医師との共著したと緑の本は、出版社の方がひとり”あやさんの思うように書き直してください、そうしてほしい”っていってくださり、それだけが救いでした。
 
 
==
 
 
出版は、もうだいぶ前のことだから、今は状況変わってるかもしれませんが
 

 

漫画のドラマ化の現場でも
 

「ドラマ化してあげてるのだから」

「原作者が望まない形に脚本変えちゃってもいいよね」
 
のように勝手に進められてしまう風潮が続いていたのではなかろうか‥と想像してしまいます。
 
 
 
自己肯定感や生きづらさについて書く方だから、繊細だったんじゃないか…という意見もあるけど、
 
繊細じゃない普通のひとだって

同じことが自分の身に起こったら、

 
ふつうに「耐えがたい苦しみ」を感じるんじゃないかと思う。
 

 

===============
 
 
書籍化とドラマ化じゃ全く違う話かもしれないけど
 
 
たかが本でも辛いと感じていたのに
テレビで放映されるドラマになったら

 

自分の伝えたいメッセージが無視された内容で

放送されてしまう恐怖も
 
自分のメッセージを届けるために
一人で慣れない脚本を書いて、
ひとり戦っていたのかと思うと、、
 
やるせない思いです。、

どれほどお辛かっただっただろう、、。

 

 

悲しいです。本当に悲しい。

 

 
やっとここにきて、原作者の思いを尊重しているかどうかが議論されるようになったけど、命がなくならないと、会社側は、今までのやり方を見直すことをしなかったのかと思うと、それもやるせない思いです。
 

テレビ局、出版社は、何がどうなってこのような事態になったのか慎重に調査し、もう二度とこんな悲しみが繰り返されることのないよう、変わっていってくれることを切に願います。

 
 
最後に芦原さんへ。
 
お会いしたことないけれど、あなたが命がけで書いた作品で、多くの人の心が救われていると思います。これから救われる人もいると思います。たくさんの温かい作品を世に残してくださりありがとうございました。
 
大変な作業の連続、本当にお疲れさまでした。
どうか安らかにお眠りください。
 
 
 
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