試合中のグローブタッチについて | ☆すぐる☆のボクシング☆★日記★☆

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よく見かけるボクサー同士の行為



ラウンド開始毎にグローブ同士を合わせる行為










この行為に対し、俺は否定的である。



その理由は2つあります。






①ルールではないから。




最終ラウンド開始時のみ、グローブタッチをするのがルールであります。


これはゴングが鳴ると同時にレフリーに促されます。


そういう事なのでルール以外の事をわざわざする必要はない。






②闘争心の欠如


これは独断になりますが、手を合わせる事によって相手にも対して心のどこかに「クリーンファイトをしようぜ」「お手柔らかにお願いします」


なんていう緩んだ気持ち、気遣いが無意識にできてしまうからです。














小学校の時にあった長距離走やマラソン大会を友達と一緒に走りたい感覚。


1人でしんどい思いはしたくないし、かと言って全力で走って遅かった時に恥ずかしい思いをしたくない。


友達とゆるく走る事によって、遅かった時に全力じゃなかったもんと言い訳をすでに作ってしまうアレ。


   




んーちょっと違うか笑












まあ試合相手に対して「一緒に頑張ろうぜ!」みたいな感じになっちゃう訳ですよ!!







ラウンド毎にグローブタッチやレフリーの注意後、ブレイク後に毎度タッチをするのを見ると、俺はそういう空気に見えるね!








そうなると試合は面白くなくなるし、身内だけの発表会なんじゃないんだからって萎えちゃうね。




ボクシングはスポーツとはいえ、自身の拳で相手を壊しにいきます。




リングの上は殺らなきゃ殺られる。



気遣いなんていらない。



試合終わるまでは相手に対して無愛想でいて、会話しない方がいい。






経験談になるのですが俺もプロ10戦目までラウンド毎にグローブタッチをする選手でした。


その後からは一切しなくなりました。


デビューから9連勝ときて、10戦目で敗北を味わいました。めちゃくちゃ悔しくてワンワン泣いて、敗因を徹底的に探ったところ、その一つとして


「闘争心がない」


でした。



相手はまさにプロ叩き上げのスタイルで姿勢を低く、頭からグイグイ攻めてきます。低いから攻める所も少なく、頭もぶつかるから近い距離でやりたくない。




気持ちですでに負けていました。

相手に気遣ってるなと。





相手に気遣ってなんかなければ、姿勢に低い相手をショルダーでかち上げて体を起こさせるとか上から押さえつけるとか逆に押し返してやるとか、こっちも反則ギリギリくらいの事はできる。






プロとしての闘争心


俺にはそれが無いなと痛感し、それを改善する一つとして


「グローブタッチをしない」「相手が求めてきてもシカトする」






あえてそうする事にしました。









長くなりましたがグローブタッチはルールである最終ラウンドだけでいい!笑






以上!!