今日の徳島はとっても、とっても寒くて。
みなさんの地域はどうだったでしょうか。
2月のトーキョー ① ② のつづき…
魔除け 身にまとう祈るこころ
という展示をみに行ってきました。
本当は全然別の予定を立てていたんだけど、予約をしていなかったので行けず。
情報通の糸績み仲間さんに教えてもらって、乗り換え時間を調べてすぐに移動!
展示の忘備録sumitomo的まとめ。一部、展示の解説から抜粋。
不備があればご指摘ください(やさしく、やさしく)
ま‐よけ【魔▽除け】
魔性のものを近づけないこと。また、そのために用いる呪(まじな)い物。お守り。護符。 コトバンクより
展示は、日本・アジア・アフリカ地域の民族衣装に関する魔除けが紹介されていました。
日本の魔除けキーワード(sumitomo的):鈴、犬、背守り
ねんねこ袢纏(子守り袢纏)
子どもを背負った上に着るもの。防寒や保護のための袢纏。
竹籠の網目を施した籠目文様は邪を払う力があるとされ、目の行き届かない後ろに背負った子どもを護っていた。
背守りは前から気になっているものの一つだから、じっくりじっくり見てました。
子どもの着物に縫われている。大人の着物とは違い、子どもの着物は一幅で背縫いがない。霊力が宿り、魔を退けるとされる縫い目が後ろ身頃の衿に施されている。母が子を想い、安全や長寿を願い刺したもの。
背守りについての本だったかに、幼いころは魂が身体に定着してなく首の後ろから抜けていくのを留めるためと書いてあった(気がする。うろ覚えだなぁ。あの本、買おう)。
『七つまでは神の子』という言葉がふと思いだされた。
昔は現代のように医療が発達していなかったので、幼いうちに病気や事故なんかで亡くなることが多かっただろう。死産も多かったのではないかな。『神隠し』も関係しているのか。こういう側面も関係しているのかなと想うところ。
中国の魔除け
虎は神獣とされている。母性の強い動物であることから子育てのシンボルとされ、子どもの衣装や身の回りのものに多く用いられている。
五毒:サソリ・ムカデ・クモ・ヒキガエル・ヘビ
感動したのは、『毒をもって毒を制す』
その言葉通り、五毒の文様を衣服に施している。そのまんまで、すごいなー。
日本の展示をじっくり見すぎたおかげで、ほかの国々の展示は歩きながら、後半は横目で見るしかなかった。ざんねん。
sumitomo的魔除けキーワード:鈴、銀、背中、三角、生命の樹、赤、石、結界、動物、牙、目、鏡、櫛…
共通しているのは、どの国も子どもをとっても大切に想っていいるのが伝わってきたこと。
じんわり目元が熱くしながら考えるのは、現代に溢れている「虐待」。
なぜ、こんなことになっているのだろうと。
もちろん、子どもだけではなく大人の魔除けもたくさんある。ヒトだけではなく、動物(家畜)にも魔除けを施した布をかけたり。家を護ったり。
生活の全てを大切にしていたのだなと。
魔除け、面白かったです。
言葉だけで禍々しいものをイメージしていたのが、払しょくされました。
それはそれは、とても美しいものでした。
背守りはきちんと勉強したいな。で、いろんな人に知ってもらいたい。
お母さんはもちろん、今は洋服を着ることが多いし。
背守り、素敵だと思いませんかー。
糸を作っているsumitomo、ここもとっても興味深いです。
ちょっと詳しく文章に書けないので、またの機会に。
************************************************
麻糸産み後継者養成講座基礎講座 徳島1期生→☆
満席となりましたので、募集は締め切りました。プライベートレッスンやお子様連れなど開催リクエスト、質問等、お気軽にどうぞ。
アドバンス講座→☆募集中です。
************************************************
*office seicoのクレイキットの委託販売しています。詳しくは各リンクをごらんください。クレイファンデーションキット→☆
Instagramやってます→@sumitomo_
ここでしかupしてない画像もあります。
フォロー、よろしくお願いします。
オーダー・出張ワークショップは随時受付中です。
質問・相談などお気軽にご連絡くださいね。
sumitomo_sumitomo@hotmail.co.jp
満席となりましたので、募集は締め切りました。
Instagramやってます→@sumitomo_
ここでしかupしてない画像もあります。
フォロー、よろしくお願いします。
オーダー・出張ワークショップは随時受付中です。
質問・相談などお気軽にご連絡くださいね。
sumitomo_sumitomo@hotmail.co.jp