心が壊れた時。
私の薬は踊ることだった。
4年間かけてたどり着いた、私なりの答え。
茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
昨日はバレエの発表会でした🩰
7ヶ月間に及ぶ、長い長い練習期間を経て
今年は直前に怪我にも病気にもかからず
無事当日を迎えられてよかったです。
まぁでも、色々ありました。
4月にインフルにがっつりかかって
1ヶ月間は練習が全くできなかった。
それまでコツコツ育てた筋肉が落ちて、
体重が4キロ落ちて。
5月に練習を再開した時は、
体力や筋力、気力を戻すのに必死で
筋トレやバーレッスンの時は吐きそうだった。
でも、それがほんっとうに楽しかった。
辛い時でさえ、楽しくてしかたがなかった。
親子で参加するのは、きっとこれが最後だけど
いつまでも忘れられない思い出になるだろう。
今年は、私が一番大好きな
「くるみ割り人形」という作品に参加。
配役が決まった時はもう、
嬉しくて嬉しくて
車の中でずーっとくるみ割り人形の曲を大音量で聴いていました😆
稽古が始まると、ハードな振付に何度も心が折れそうになりましたが、
出来なかったことやアドバイスを
ノートにガリガリ書いてる時間や
先生からの励ましの言葉を何度も読んだり、
その度にどんだけバレエが好きなんだよって思ったし、わたしは大丈夫だ。って
心から思えるようになりました。
私が35歳になってバレエを習い直した理由は、
「心のリハビリ」をするためでした。
4年前、仕事の人間関係で
ちょっとしたトラブルがあって
ほんとうに、思い返せばちょっとしたことだったのですが
当時は何も手につかないし、
何を食べても美味しくないし
何にも笑えなくなるくらいショックで
人を信じるって、怖いな
人を安易に信じてはいけないんだって
鬱っぽくなっちゃって。
何もせずボーッとしていたんです。
*
大学を卒業してから10年弱
働いて、ヨガの修行をして
起業して、結婚して
妊娠・出産・育児、家事の日々。
どんなことがあっても挫けなかったのに
一体何が起こっているんだろうって
ボーッとしてる自分を見て
身体と心が故障しちゃったような心地がしてたんです。
そんな折、
娘がバレエを始めて
目の前で楽しそうに踊る姿が
なんだか懐かしくて私の心を潤してくれて
「敦子さんもやってみたらいいじゃん」って先生が何気なく言ってくれたのを真にうけて
気づけば私も習うようになったんです。
仕事のことは一旦置いておいて、
今はとにかく、踊ってみよう。
故障した心を治す手がかりがそこにはあるような気がして、レッスンがスタートしました。
ギューっとしまい込んでいた自分の心を少しずつ解放して
ガチガチに固まった体を少しずつほぐして
ほっそい筋肉を少しずつ育てて
身体や動きの関係を研究して
もう夢中だった。
心から楽しんでいる自分に気づいて、
心から笑えるようになっていきました🌱
自分で色々考えたり、それを表現することも日々の楽しみのひとつになりました。
でも、そんなこと以上にね
バレエで出会った人たちと一緒に踊るのが楽しかった。
先生もクラスメイトも
同じ曲を一緒に踊ることって
ひとつの作品を作り上げることって
こんなにも楽しいことなんだ。
ミスや勘違いで、迷惑をかけることも多く、
その度に落ち込んだけど
「ダメでもいいから、精一杯やろう。とにかく練習あるのみだ」って思えるようになって、弱い自分と向き合えるようになった。
そしてそれぞれが踊る一曲一曲が眩しくて、綺麗で
こんなに気持ちが湧き上がって、感動するのって、いつぶりだろう。
私の心は、治った❤️🩹
そう実感できました。
こんな話、誰にもしてこなかったけれど
先生、一緒に踊ってくれた皆さま
バレエを習うことを応援してくれた旦那さんと母、娘、息子、兄と兄のお嫁さん
本当にありがとうございました。
あなたは私の恩人。
感謝しても仕切れないくらい。
バレエからはしばらく離れてしまうけれど、これでお別れだなんて悲しすぎるので、
これからも、何かしらの形でお付き合いできましたら幸いです💖
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【茨城県牛久市栄町3-6 聖ビル3F:スンニャターヨガスタジオ】つくば市、竜ヶ崎市、土浦市、下妻市、つくばみらい市、稲敷市、阿見町からも生徒さんがいらしています。