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舌の症状は抑うつが原因？③ 舌が痛い
１．舌がかゆい
２．舌が痛い ← 今回の記事
カラダの中に起こった「火」がどこにあるかで、舌の痛くなる場所と痛み方が変わります。
３．舌が萎える
４．舌が伸びる
５．舌のしびれ・強張り
６．舌の出血
◇
２．舌が痛い
（１）臓腑実熱（ ぞうふじつねつ ）
舌には、心臓・脾臓・肝臓・腎臓などの気のルート＝経絡が通っているので、
各臓器に生じた熱は、すべて舌に届いて、痛みを起こします。
心火（ しんか ）の場合、舌の先が赤くなり、刺すような灼熱痛があります。
焦燥感や不眠などを伴います。
肝火（ かんか ）では、舌の両サイドに痛みがあり、
口が苦い、イライラして怒りっぽいなどを伴います。
胃火（ いか ）は、舌の中央部分が痛み、
舌のコケが黄色く厚くなり、乾燥します。
冷たいものがほしい、食欲がない、便秘、などの症状もあります。
肺火（ はいか ）は、舌の先がぴりぴりと痛みます。
痰火（ たんか ）は、舌がしびれたように痛み、めまいを伴います。
（２）陰虚火旺（ いんきょかおう ）
朝早くから夜遅くまで働いて疲労し、陰の気を消耗して起こることが多く、
舌の先に小さなとげ状の突起があって痛みます。
口の中が乾燥して水分を欲しますが、少しずつ分けて飲み、
一度に大量に飲むことはできません。
◇
どちらの症状も、カラダの中に生じた「火」によりますが、
（１）の臓腑実熱は「実」とつくので、症状は激しいです。
（２）の陰虚火旺は、「虚」とつくので、症状はあまり激しくはありません。
ただ、（２）の方が、慢性化しています。
いずれも、睡眠・食事を中心とした、生活サイクル全体を見直すことが必要です。
カラダは、バランスの崩れをいろいろな方法で知らせてきますので、
一度立ち止まって、その声をきちんと聴いてあげましょうね。
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～人には幸福な未来を選び取る力がある～
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