what would you do? 真夜中のドアベル あなたならどうする? | sunset diary

what would you do? 真夜中のドアベル あなたならどうする?

数日前、夜中3時ごろにいきなりドアベルがなった。

 

最初は私たち人間もクーパーも夢を見ているのかとおもって無視していたんだけど、もう一回なってクーパーが「ワンワン!」吠えてさすがに目が覚めた。

 

ボケ〜っとオットが玄関へいき、ドアを開けた。女性の焦った風な声が聞こえ、そのあとオットが「Come in」とか言ってる!はぁ???どこの誰だよ???って思ったら、オットが今度は私の所へ来て「締め出し食らって家に入れないから電話かしてくれだって」

 

はぁ????こんな夜中に???って思ったけど、こちとら寝込みを襲われて思考回路ゼロなもんで、とにかく電話を貸した。私はガウンが手元になかったからベッドからでないで話を聞いてただけ。

 

女性:よかったわ、あなたがドアを開けてくれて。ネイバーのドアをノックしたんだけど誰も対応してくれなくて。助かったわ!今さっき家に帰ってきて、ちょっと犬を散歩にだそうと出たんだけど、携帯も家に入る暗証番号も持っていなくて(なんで????)。家には娘が寝ているんだけどドアを叩いても起きてくれないの。夫も病院で夜勤だから家にいないんだけど、電話を貸していただけますか?」だって!!!

 

その女性、無事に暗証番号を聞いてから「ありがとう!!!」ってことで我が家を後にした。すると、目の前の通りにパトカーが止まり、その女性に話しかけているのが聞こえた。あとはおまわりさんよろしくです。

 

もちろん、私たちもクーパーもすぐに寝付けなかったし、興奮して明け方まで寝れなかった。

 

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朝は私は数時間後に起きて娘のところに早朝シッターに行くことになっていたからそのままオットと話さず家をでたんだけど、その後のピラティスでこの件について話したら、皆が「おかしい。その人、痴ほうなんじゃない???他人の家に来ていてその家の暗証番号を知らないっていうならわかるけど、自分の家でしょ?絶対おかしいわよ!第一xx!(オット)、玄関開けちゃダメだって!!!」

 

でもウチのオット、「夜中のピンポンだからウチのガレージが開けっ放しとか、家が燃えているとか、なにかウチに被害があっての知らせで起こされたって思ったんだよ!」ってのも一理ある。

 

どうにも腑に落ちないので、警察に電話してみた。※警察ってのは911だけじゃなくて、地元警察の一般電話番号みたいのがあります。

 

オペレーターにこの件を話すと、「あなたの住所、名前、電話番号を貰えますか?私の口からは言えないので、担当オフィサーが折り返しあなたに電話します。その際、こちらからの電話番号は非通知(no caller ID)ですから取り損ねないようにしてください」と。

 

ほどなくしてオフィサーRから折り返し電話が入った。「Mrs.xx 、まずはあなたから事の成り行きをもう一度説明してください』と。

 

こちらから再度説明。すると、「確かにあなたが経験したことは今日の明け方にありました。911コールがあったので私が出動しました。あなたの証言と、その女性の言い訳と合致しています。ほかに何も事件が起きていないのでこの件はファイルされていません。しかし、そうやってRingのカメラがあるのであれば、これからは絶対に玄関に出ずに、モニター越しに話すことをお勧めします。物騒な世の中ですからね、夜中は特に玄関に出ないように。日中でも絶対にモニター越しに対応することをお勧めしますよ」と。

 

親切にやさしく説明してくれたオフィサーで、こちらからも「地域を守ってくれてありがとうございます!」ってお礼いっといたわ口笛

 

でもほんと、とっさのことでモニターがあることを忘れていたけど、今回の事でオットも私も携帯のアプリ越しで!ってことを認識させられた。何事もなくてよかったわ。

 

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てなわけで、寝込みを襲われたからすごく疲れたんだけど、オットと私と一致した残念な思いが一つある。

 

こういう「締め出し」ってのは誰にもあるから許せる。夜中に起こされたものなんとか流せる。でも、それについて「感謝の意」も、「誤りの一言」もその後にこの人からなかったことがひっかかった。普通、あらためて出直してくるでしょ???


生活していく上に大事なことは、社会の、地域の一員としての自覚でしょう。一人で生きてはいけないわけで、特にこういったサブディビジョンで生活していくには近所づきあいってのはとても大事だ。この人、「近所のドアを叩いたけど誰もでてくれなかった」って言ってたけど、普段から近所づきあいがあったら絶対開けてくれるはずでしょう。

 

この人、モニターから見ても知らない人だし、翌日にあいさつにも来ないってことは、そういう人付き合いができない人ってことよね。考えるだけ無駄だからもうこの人の事は忘れるけどね、悲しい人生だわ。

 

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いまだに誰が警察呼んだか分かんないんだけど、近所の友達曰く、「この人、ボブの家の玄関を叩かなくてラッキーだったよね。彼だったらここぞとばかりにライフル持ち出したかもよ・笑」

 

ほんとだわ!!!ウチの近所、どの家もじゃないけど、ライフルの鍵付きクローゼットやちょっとした拳銃をナイトスタンドに忍ばせている人いるからね。

 

とにかくだ、私もオットもアメリカの常識を再認識させられた一件だった。

 

 

後からみたモニター。この女性にピンとこないわ

 

 

 

 

パトカーが止まって質問してた