腰痛を訴えて来院される患者さんに次のようなご質問を受けることがよくあります。
「座って仕事をしているのに、なぜ腰が痛くなるのでしょうか？」
一般に腰痛は重いものを持ったり運んだり、または中腰での姿勢を続けたりして起きるイメージかと思われます。
実はそのような姿勢での仕事よりも長時間の座り仕事の方が背骨の腰椎にかかる負担が実は大きいのです
イスに深く座り、背骨のカーブが正しくS字を描いた状態、つまり良い座り姿勢で座った場合でも立っている時に比べ、腰椎の負担は４０%もあがります
イスに浅く座り、骨盤が後ろに傾き、背骨のカーブが緩やかな直線に近い悪い座り姿勢ではなんと腰椎の負担は９５%もあがる研究データが検証されています
イスに座る時の正しい姿勢とは？おしりの左右の骨の出っ張り
(坐骨)を背骨を中心とした時、
３センチ後ろにずらすと背骨
にカーブがうまれて腰に負担が
少ない正しい座り姿勢となります。
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