コロナ禍の影響が大きかった音楽エンターテインメント分野ですが、イベント入場制限が緩和され、感染防止のガイドラインを守った上での有観客ライブが徐々に増えています。また、冬にかけても大規模会場でのライブの開催日程が続々と発表されています。もう予定を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
イベントに出かける際に頭を悩ませがちなのが服装ですが、ファッションテイストを活用すると、それぞれのテイストの持ち味を切り口にその場面にふさわしい装いへと繋げていくことができます。
今回は、ロックミュージックのライブイベントと相性のよい、黒ベースの「マニッシュクール」の装いをご紹介します。
写真左上：
マニッシュクールの象徴的なアイテムであるライダースジャケットと、細身のジーンズが凛々しくロックなムードを演出しています。ライブ中は立ちっぱなしであることがほとんどですから、疲れや安全面を考慮して足元はスニーカーもしくはヒールが太めのブーツなど安定感のあるものを選びましょう。写真のようにスニーカーとボトムを同色にすると、足を長く見せることができスタイルアップにつながります。
写真右上：
キラキラと光るスパンコールのカーディガンにはパッと目を引く華やかさがあります。デザインが直線的なので、キリッと格好よい印象です。服は黒ベースですが、Tシャツのロゴやバッグの白とのコントラストがはっきりしているためメリハリがあります。
写真右下：
野外イベントの場合は、元気な色をプラスしてみましょう。写真は、マニッシュクールらしい黒ベースのコーディネートですが、腰に巻いた赤のチェックシャツで軽やかさや親しみやすさが生まれ、野外という開放的でリラックスした雰囲気にも程よくマッチします。
最近はＴシャツやストールなどのコンサートグッズをオンラインで事前購入できるケースも多いですから、手持ちのアイテムとの組み合わせを考えながら、購入するものを吟味すると楽しいですね。また、持参必須となるマスクもぜひ装いとベストマッチするものを選びましょう。
その場に相応しい装いは自分も元気になると同時に周囲の笑顔につながります。コロナ禍で開催されるライブ、大きな歓声は出せませんがぜひ装いで盛り上げていきましょう。大好きなアーティストへのギフトにもなりますよ。
ファッションレスキューアカデミア
装力士 岩﨑麗