幼小連携 | 子どもと一緒に さんすう遊び♪ 浜松市の幼児向け さんすうスクール Sun☆Sun

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公益財団法人・日本数学検定協会認定 幼児さんすうインストラクターの村田です。


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さて、平成27年度より施行される子ども子育て新支援法。
文部科学省の中央教育審議会の議事録や報道発表には、【幼保一元化】、【子ども園】の言葉が並んでいます。

【幼保】の連携も長く議論されて今の動きになっていますが、もう一つ、私が気になっていること…それは【幼小連携】です。

昭和46年の中教審で、
「4、5歳児から小学校の低学年の児童までを同じ教育機関で一貫した教育を行うことによって、幼年期の教育効果を高めることをねらいとした先導的試行に着手する必要があること。」
との答申が出されて以来、現在に至るまで、長く議論されてきています。

が、実現されているもののほとんどは、

☆子どもの異年齢交流(幼稚園児が小学校へ行ったり、小学生が幼稚園へ行ったり)
☆教員の交流(小学校教諭と幼稚園教諭がそれぞれ幼稚園、小学校へ赴任する)

であり、教育課程については連携の形は、まだこれから…というところのようです。




今年始め、安倍徹県教育長が、小学校に入学したばかりの児童が授業に集中できない「小1プロブレム(問題)」の解消を目指し、県内の幼稚園や保育所の関係者らと連携して協議会を設立する意向を表明していました。

以下、静岡新聞抜粋です

安倍教育長は「幼児教育を体系的に推進し、小学校への円滑な接続に向けた態勢づくりに積極的に取り組む」と述べ、県総合教育センターに整備を検討している幼児教育の研修・研究拠点機能との連携も視野に入れて、幼児教育の充実を図る考えを強調した。



算数は、積み重ねの教科です。
割り算がわからなければ、原因を探り、引き算まで戻る、引き算の式が立てられなければ、具体物操作まで戻ります。
『一対一対応』などの幼児期の経験が、繋がっていくのです。
(本来は生活の中で多く経験できること、してきたことですが、そういった生活体験が薄れている現代社会の課題が、絡んでいると思っています)


早期教育は必須だとは思いませんが、(むしろデメリットをよく理解しなければいけないと思っていますが)発達に合った教育、大人の関わりや見守り、支援はとても大切だと思っています。

五歳児の義務教育の話も出てきていますよね。
教育課程が単に早まる…といった連携では無く、遊びから学びへ、自然と流れるような子どもの支援を期待しながら、動向を注視していきたいなぁと思っています。